こんにちは。
ガラスコーティング剤の独自ブランド(ゼウスクリア)を展開する日本ライティングの内藤です。
コーティングは、1度施工すれば永久的に性能が持続するわけではありません。
どんなコーティングでも、いずれ劣化して再施工する必要があります。
再施工の頻度は、コーティングの種類で大きく異なりますが、施工後のメンテナンス次第でも変わるコーティングも多くあります。
ここでは、コーティングとメンテナンスの頻度に焦点を当ててお伝えいたします。
目次
内藤
施工後の洗車にも影響があることを友人に話をしたら、新車なのであまり洗車をしたくないと言われました。
軽トラマニア小泉
内藤
軽トラマニア小泉
新車が完成した後、様々な検査を経て陸送され到着する。
その後またディーラーで新車の納車整備を行い、登録してから納車だからね。
塗装してからかなり時間が経っているから塗装が柔らかいことはないよ。
内藤
軽トラマニア小泉
内藤
軽トラマニア小泉
コーティングすると、コーティング後の洗車頻度、メンテナンス頻度、そして次のコーティングの頻度の3つがあるから、それぞれ解説するよ。
車が汚れたら洗車を行いますが、より簡単に落とすためにコーティング施工します。ただ、汚れは必ず付着します。
たとえ高価なガラスコーティングをしていても、逆に安価なワックスでも同じです。
洗車頻度は、汚れ方により異なりますが、どのコーティングでも汚れたらすぐに洗い流した方がコーティングへのダメージが軽減されます。
雨の日に走行すると、どのコーティングでも汚れてしまいますが、駐車中に雨にさらされた場合は、防汚性に優れたガラスコーティングだと雨の汚れは気になりません。
しかし、ワックスをかけたことがある方なら、雨が降っただけで汚れが付着するのを経験したことがあるでしょう。
つまり、コーティングの種類により、洗車頻度は異なります。基本的に汚れたら洗車することがポイントであり、防汚性に優れたコーティングほど洗車頻度を抑えられるということです。
内藤
コーティングの種類の中には、メンテナンスを定期的に行うことで、メーカーが公表している持続期間が得られます。このメンテナンスは、できるだけ指示通りに行うのがベストです。
ただし、使用説明書にあるメンテナンス期間が絶対ではありません。車は使用環境によって汚れ方も大きく異なり、コーティングへのダメージも違います。
そこで、コーティング後のメンテナンスを考えるなら、汚れがひどい時やあまり洗車ができなかった後などは率先して行うと効果が高いと言えます。
またメンテナンスは、簡易コーティングやワックスなどに用意がない場合が多いので、そのような場合はメンテナンスではなく再施工となります。
もっとも気になるのが、コーティングの効果が切れた後の再施工でしょう。ただし、コーティングの再施工は、コーティングの種類のより時期は異なります。
古くからあるワックスも塗装のコーティングであり、ツヤ、撥水性に優れた商品が今も多く販売されています。ワックスは、ご存じの通りそれほど長く効果は持続しません。
比較的持続期間が長い固形ワックスでも1カ月程度であり、簡易的な液体ワックスに至っては、2~3週間程度しか効果は持続しません。
効果が短いと、ワックスがけを行う頻度が多くなり、洗車の労力だけでなくボディへ余計な擦り傷を発生させるリスクも伴います。
ワックス効果の短さを補うため、ポリマーコーティングやガラスコーティングが開発され、今日に至っていますが、それぞれの持続性能も商品毎で異なります。
中でも長期間塗膜を守れるのは、ガラスコーティングであり、3年以上ノーワックスという商品も多くなりました。
効果が長く続けば、水洗いのみでいいため、洗車傷を最小限に防げるでしょう。
内藤
軽トラマニア小泉
それでは、それぞれの頻度について具体的に解説するね。
内藤
軽トラマニア小泉
だから、重要なのは車の使用環境だったりもするんだ。
使用環境によって洗車頻度がどう違うか解説するよ。
ガレージ保管されている車は、風や雨といった、自然環境がもたらす汚れの付着から守られるので、洗車頻度は抑えられます。しかもガレージであれば、紫外線の影響も避けられるので、ボディはかなり良い状態を保てるでしょう。
屋内とはいえ、ホコリの付着などは避けられませんが、雨に濡れなければそれほど神経質に洗車する必要はなく、1カ月に1回程度洗車すればキレイな状態を保てます。
このほか雨の日に走行すれば車は汚れます。濡れた状態でガレージに入れると湿気により、サビが発生する可能性があります。ガレージ保管していても、車の状態に合わせて洗車しなければ車を傷めてしまうでしょう。
屋根付き保管にはカーポートがありますが、こちらは簡易的に風雨から守れるだけであり、雨風が強いと、車のボディは簡単に濡れてしまします。
走行をせずに保管している場合でも、2週間に1回は洗車しなければキレイな状態を保つのは難しいでしょう。
とくに天候の悪い日が続く梅雨時期や台風シーズンは、風雨の影響を受けやすいので、雨で汚れたらきれいに洗車するのが望ましいと言えます。
内藤
軽トラマニア小泉
屋外保管(青空駐車)ですが、こちらは自然の影響をダイレクトに受けるので塗装へのダメージは一番大きい保管方法です。
紫外線の影響もさることながら、風雨に直接さらされ、黄砂や鳥の糞の影響も多くなるでしょう。
そこで、ガラスコーティングなどの効果が高いコーティングで守る方が近年多くなりました。汚れが付着してもコーティングが汚れをブロックしているため、塗膜への直接的な攻撃は避けられます。
しかし、汚れを放置していてはコーティング被膜に汚れがこびりつき、変色や劣化を起こします。汚れを見つけたら、コーティング被膜が浸食されないうちに早く洗車して綺麗な状態にすることが大切です。
コーティングしていれば、洗車して汚れを落すのも簡単にでき、しかもガラスコーティングなら防汚性能が高いので、コーティングの中でも特に汚れを落とすのが簡単です。
内藤
軽トラマニア小泉
つまり、ボディを強く擦ることなく汚れを落とせるから、細かい洗車傷が入るのを防げるよ。
内藤
そのメンテナンスの理想的な頻度なんてあるのでしょうか。
軽トラマニア小泉
それにはある程度の期間でメンテナンスしなければならないんだけど、その頻度を見極める必要がある。
その辺を解説するよ。
コーティングのメンテンナンスが必要な場合は、商品にメンテナンス剤が付属しているか、別途同じメーカーからメンテナンス剤やメンテナンスキットとして販売されている場合です。
メンテナンスについての注意書を読んで、適切な時期にメンテナンスをしましょう。
コーティングの種類にもよりますが、メンテナンスの時期を明確にしていない場合もあります。そのような場合は、コーティングがどのような状態になったらメンテナンスが必要か明記されています。
どんなコーティングも施工してから時間が経つと水弾きが弱くなってきます。例えば、撥水コーティングなら、水玉が出来なくなり親水に近い撥水に変わってきます。
また、疎水コーティングなら、水が膜のようになって一気に流れ落ちますが、劣化してくると、水が塊となって滑り落ちにくくなります。
このように、水弾きが明らかに悪くなってきたと感じたら、メンテナンスが近いと言えるでしょう。また、光沢も落ちたと感じる場合もあります。そのような場合も、メンテナンス剤を使用することでツヤも復活します。
内藤
軽トラマニア小泉
コーティング施工後、洗車する時間があまりとれず、汚れた状態が長い場合は、頻繁にメンテナンスしたほうが良いでしょう。
コーティングは、防汚性が期待できる商品ですが、汚れが長く付着していると、汚れに含まれる成分により、コーティング被膜に悪影響を及ぼします。
本来、汚れたらすぐに洗車するのが理想ですが、長く汚れを付着させていると撥水性能が低下するなど不具合が起きます。そのような状況は、汚れを洗い流し、水弾き性能が落ちていたらメンテナンス剤を使用するようにします。
洗車できない場合は、コーティングの性能が劣化するので、頻繁にメンテナンスする必要が出てきます。
内藤
軽トラマニア小泉
内藤
それでもコーティングがいつか劣化するじゃないですか。その時に再施工する時期はどう見極めればよいのでしょうか。
軽トラマニア小泉
カーワックスは、固形タイプ、半練タイプ、そして液体タイプの3種類に大きく分けられ、それぞれ施工頻度が異なります。
一番持続するのが固形タイプであり、次いで半練タイプ、液体タイプと続きます。ワックスは、何年も効果が持続するのではなく、固形タイプでも1カ月持続すればいい方です。
つまり、ワックスはどのタイプもそれほど長続きしないので、ワックスを再施工する頻度は高いといえます。
再施工の頻度が高いカーワックスが今も人気の理由は、濡れたような深くて強いツヤが魅力だからでしょう。
そして、ワックスには植物系、石油系、動物系などの多くの種類の成分を使用しており、中でもツヤを求めるなら植物系が一番です。
また、薄いワックス被膜を形成するので、汚れや紫外線から守れる効果もあり、コーティングとしての性能は高いと言えるでしょう。
人気があるもう一つの理由は、ワックスがけした後の達成感があげられます。ツヤが無いボディにワックスがけをし、素晴らしい光沢が蘇った後は、オーナーの至福の時間とも言われています。
内藤
軽トラマニア小泉
苦労してもその後の満足感が高いから頻度の多さは関係ないのかもね。
最近は、簡単コーティングと呼ばれるコーティング剤が多くなりました。主にガラス系やフッ素系があり、施工が手軽にできて、ツヤが良くボディを汚れから守れるため人気です。
ユーザーとしては、キレイな状態を保ちたいことは皆一緒ですが、労力に対する気持ちや価格などが異なるでしょう。
多くの方は、少ない労力でコーティングが長持ちし、価格が安い商品を好みます。
そして、これらの要望に応えたのが簡単コーティングであり、ワックスより耐久性がありツヤ、汚れの落ち具合も高い商品が多く見られますが、簡単コーティングなので、長くても半年から1年で効果がなくなり再施工する必要があります。
簡単コーティングのメリットは、施工はワックスより手軽なので、洗車数回に1回程度施工すればコーティング被膜によりキレイな艶のあるボディを持続できます。
内藤
軽トラマニア小泉
だから頻度が高くなっても手軽にできるから、オーナーの負担はそれほど多くないともいえる。
ポリマーコーティングは、シリコーンやフッ素などの樹脂系コーティングですが、ワックスよりツヤが出ることから人気のコーティング剤です。しかも油分のワックスと異なり、樹脂はボディに定着するので、ワックスより長持ちします。
低価格で手軽に施工でき、ワックスより耐久性がある事が人気の理由ですが、このほかにも塗膜より硬い樹脂被膜を形成するので、スリ傷性能はワックスより高くなります。
そして、ポリマーコーティングの中には、ガラス繊維が含まれるガラス系コーティングも登場していますが、こちらはポリマーコーティングの括りではなく、ガラス系コーティングとして独立しているのが特徴でしょう。
耐久性は、純粋なポリマーコーティングの場合、長くても半年程度であり、メンテナンスを怠ると3カ月ももたない商品もあります。
また、ガラス繊維が入っているポリマーコーティングになると1年程度の持続性がありますが、メンテナンスが必要と言われています。
つまりポリマーコーティングは、ワックスより長持ちしますが、定期的にメンテナンスする必要があるほか、長くても1年で再施工しなければなりません。このようなことから、施工頻度は高いコーティングと言えるでしょう。
コーティングの中で、再施工の頻度が低いのはガラスコーティングです。現在のコーティングの主流であり、光沢、防汚性、水弾き性能が3年以上続く商品がほとんどです。
ガラスコーティングの特徴は、ガラス被膜で塗膜をコーティングすることですが、それと同時に水弾き性能を付加させています。
なぜ、水弾き性能を付加させるのかというと、基本的にガラスは水を弾きません。それは、新品のガラスコップに水をかけて見ればわかる通り、水はガラスに貼りつくように濡れています。
つまり、ガラスコーティングだけをボディにしても、水弾き性能がないので撥水性能などを付加しています。
ガラスコーティングを施工して時間が経つと、コーティング面は荒れてきます。そうすると付加された水弾き性能が弱くなってくるので、それを蘇らせるためにメンテナンスを行います。
ガラスコーティングは、耐久性が長いので再施工は3年以上経ってからということになり、再施工の頻度はコーティングの中では一番少ないと言えます。
ただし、水弾き性能や光沢を維持するには、メンテナンスが欠かせないのもガラスコーティングの特徴です。
内藤
ガラスコーティングの中にもガラス系コーティングが数多くありますが、それでも頻度は抑えられるのでしょうか。
軽トラマニア小泉
でも一つだけ言えるのは、ガラス系は本物のガラスコーティングより頻度は多いということだよね。
その辺について何が違うのか解説するよ。
車のボディコーティングとは?コーティングの種類や作業の流れも解説
量販店のコーティング剤売り場には、多数のガラス系コーティング剤が販売されています。シリコーン樹脂などにガラス繊維を混ぜた商品が多く、少量でもガラス繊維が含まれるとガラスコーティングと呼ばれます。
ここまでガラス系コーティングが多くなった理由は、それだけガラスコーティングの性能が素晴らしいからでしょう。しかし、ガラスコーティングでは施工が一般には難しいイメージが強いため、手軽なガラス系コーティングが多く普及しています。
ガラス系ではガラス以外の成分が多いので、保護効果の持続はそれほど期待できません。
持続の違いは、含まれるガラスの量により異なり、持続期間が1年あるものはガラス繊維の含有量が多く、半年程度としている商品は、ガラス繊維の含有量は少ないでしょう。
内藤
でも、施工頻度が多くなるということは、いつも新しいコーティングだから綺麗になっている気もしますが。
軽トラマニア小泉
つまり、余計な磨き傷を作る可能性が高いことになるから、あまり頻度が高いのも良くない。
ガラスコーティングは一度の施工により3年以上ノーワックスで過ごせる商品が多く、しかも防汚性や耐スリ傷性能が高いので、メンテナンスも簡単です。
ガラスコーティングを施工すると、コーティングの再施工頻度を考える事すら忘れてしまします。今まで数か月から1年も経つと、どんなコーティングでもツヤがなくなり汚れの付着が目立ってきます。
しかし、ガラスコーティングなら、1年という短い期間では何も劣化が無いことがほとんどです。
ただし、数か月に1回メンテナンス剤を使用してコーティング被膜を整えてあげる必要がありますが、その方法はワックスより簡単なので洗車と同時に行っても苦になることはないでしょう。
内藤
軽トラマニア小泉
ただ、同じ環境下なら、どのコーティングよりも優れた持続性があるのは間違いないね。
車の細かい傷は、洗車により付くことが多くなります。特に、黒系の濃色車で渦を巻いたような細かい傷は、洗車傷と言ってよいでしょう。
そこでコーティングを長持ちさせるには、汚れたら洗車は重要ですが、特に汚れがついていないのに、洗車を繰り返すのはコーティングにもダメージを与える可能性があります。
もちろん、ガラスコーティングで硬度があるなら、ある程度傷の付着は避けられますが、それでも洗車時の摩擦で傷が付く可能性は捨てきれません。
そこで、コーティングの再施工の頻度を減らしたいのであれば、むやみに洗車を繰り返さないことです。
もちろん、保管しているだけでもホコリが付着して汚れるので、そういった場合でも1カ月に1回程度の洗車に留めておくことをおすすめします。
内藤
軽トラマニア小泉
ただし、あまり汚れを放置するとコーティング被膜を劣化させるから、適度に汚れたら洗車することだね。
ガラスコーティングに限らず、長期間コーティングが持続する商品の中にはメンテナンス剤が用意されていることが多いでしょう。
その理由は、ボディ表面に様々な汚れが付着するほか、紫外線の影響でコーティング表面が劣化するため、修復する必要があるからです。
ガラスコーティングの商品パッケージに「〇年間ノーワックス」といった表示を見かけますが、それはきちんと手入れをした場合であり、コーティング施工のみではメーカーが公表している期間、コーティングは性能を発揮できません。
つまり、コーティングの再施工の頻度を抑えるには日ごろの手入れが重要であり、それぞれの商品に見合った方法でメンテナンスすることがポイントです。
日本ライティングでは、ゼウスクリアと呼ばれるガラスコーティングを販売していますが、コンプリートキットを購入すると、メンテナンス剤が同梱されており、3年間ノーワックスを手軽に手に入れられます。
内藤
軽トラマニア小泉
だからコーティングを守るためにメンテナンスが必要という事だね。
内藤
コーティングの施工頻度を考えると、ガラスコーティングが一番少なくて済むということですね。
軽トラマニア小泉
上手にメンテナンスすれば、コーティングの施工頻度は3年に1回で済むよね。
コーティングの施工頻度は、コーティングの種類により違います。
そしてガラスコーティングは、メンテナンスを上手に行うと、メーカーが公表している期間、効果が持続するでしょう。
またコーティングの施工頻度を上げると、それだけ塗装被膜にダメージを与えることになるので、再施工が少ないガラスコーティングがお勧めです。
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