こんにちは。
日本ライティングの内藤です。
ご自身の愛車にドライブレコーダーを取り付けられていますか。自動車の普及、拡大だけでなく昨今では、ドライバーのモラル低下も相まって走行中の事故やトラブルが相次いでいますね。
特に最近では、あおり運転などの危険運転がよくテレビやネットで取りあげられ、社会問題にもなっています。
「自身の身は、自身で守らないといけない」
と、万が一の備えとしてドライブレコーダーを取り付ける方は、年々増えています。それに伴い、自動車メーカー、部品メーカーがこぞって新商品を販売し種類が拡大しています。
ユーザーにとっては、選択肢が増えるといった点でメリットと言えますね。
しかし、種類が膨大すぎて何を選んだらいいのか分からない。というデメリットも生じているようです。そこで今回はドライブレコーダーをどのように選んだらいいのか。という事にフォーカスして具体的に解説していきます。
こちらをご覧いただくことで、明確な理由を持って、商品を購入することができますよ。それではどうぞ。
目次
内藤
島田
内藤
島田
内藤
島田
ドライブレコーダーを購入しようと考えた時にどこに注目して商品を選びますか。値段。機能。種類。購入先とおそらく色々考えるかと思います。
ですが、情報量が多くなると、それだけ商品も多くなり結局選べず仕舞い。もしくは、自分にとって不必要。予算オーバー。なんて事もよくあります。
そこでまずは、ドライブレコーダーを選ぶ際の大まかな流れを知りましょう。ここを押さえるだけで、自分にとって必要な商品を徐々に絞り込むことができるようになります。
大まかな流れは、
これだけです。この4つのステップに分けて商品を選べば、自分に合ったドライブレコーダーを、選ぶ事ができますよ。ここで重要なのは、情報を上記の4つに分けて考える事です。
そして①から④に向かって、一つずつ進んでいく事です。
万が一、下の番号で自分に見合った商品が無かった場合は、1つ前の番号に戻って考え直していただけるとスムーズに商品選びを行うことができます。
例えば、④の購入場所の選択で自分に合った商品が無かった場合は、③の価格(予算)を考え直す。といった感じです。
購入を検討される際に、価格(予算)を第一に決める。という方が多くいらっしゃいます。
ただ、ドライブレコーダーは、走行中の映像を記録し、万が一の際の保険という観点から価格(予算)を決める前に、自分が必要としている種類、機能を選んだ方が結果として、自分にとって、要な商品にたどり着きやすいです。
商品選びで重要なのは、「自分にとって必要な機能を備えたカメラを選ぶ」という事を念頭に入れておきましょう。そこから、値段を吟味する事をお勧めします。
種類で選ぶとは、どういうことでしょうか。
ドライブレコーダーの役割は、カメラによって周辺状況を記録して万が一の際の客観的事実を確認する。という事です。
つまり大事になってくるのは、
この2つの要素です。種類で選ぶというのは、この2つをまずは決める事が大事だと思って頂けると良いです。
種類が決まれば、次に選ぶべきポイントは機能です。ただ、この機能がたくさん存在しており、悩むポイントとなりそうです。ここでも重要なのが、カメラの役割です。
まずはカメラ本来の役割をカバーできる、最低限の機能を知りましょう。そこから、機能を追加していくと良いです。その中でも一度は考えてほしい機能の中に、駐車監視機能があります。
周辺状況を確認できるドライブレコーダーですが、車両の電源が切れているとカメラも停止してしまいます。駐車監視機能は当て逃げや、いたずらといった車上荒らしに備える機能です。つまり、
以上の3つに分けて考えて頂けると、スムーズに機能を選ぶことができます。
必要な機能を決めたら次に予算を決めましょう。とは言っても、ばっちりと値段を出すわけではなく次のステップの前準備ととらえて頂けると良いと思います。後程、具体的に説明します。
ある程度の価格(予算)を決めたら購入する場所を選びましょう。最近では値段の安いネット通販で購入される方が多いです。
ただ、メリットもあればデメリットもあります。購入場所の選定で、アフターサービスが大きく異なる事もありますので、意外と悩むところです。購入場所特有のメリットやデメリットを知り、自分に合った場所で購入してください。
それでは、それぞれの項目をより具体的に説明していきます。
島田
内藤
島田
内藤
・・・なるほど!これだけでも結構、絞り込めましたね!
島田
会話の中にあったように、まずはカメラの違いで、ドライブレコーダーを選ぶとスムーズです。カメラそれぞれに特徴があります。自分に合ったものを選ぶようにしましょう。
カメラによる違いは大きく分けて、以下の4つに分類できます。
ドライブレコーダーのカメラが前方向にのみ搭載されているタイプです。
メリット:シンプルな構造の為、価格が安価であり、取付けに掛かる費用(工賃)も抑えることができます。場合によっては、お客様自身で、取り付ける事も容易です。
デメリット:事故の発生状況は、追突や出会い頭の事故が多く万が一という点では、事故状況などを記録できない事が想定されます。
詳しくはこちらで解説。
フロントカメラに加え、車両後方を監視するカメラ(リヤカメラ)を搭載したタイプです。
メリット:車両後方の映像を記録することができる為、追突事故状況の記録や後方からのあおり運転を記録することができます。
デメリット:リヤカメラと本体を繋ぐ為に、配線を車両後方から前方へ引っ張ってくる必要があり、取付け難易度が上がります。取付け難易度は、取付け工賃に直結する為、トータルの値段が上がりやすいです。
詳しくはこちらで解説。
水平方向に360°見渡すことのできる、特殊なカメラを搭載したドライブレコーダーです。
メリット:車両の周りを確認することができる為、側面からの事故状況の記録や幅寄せなどのあおり運転、ドアパンチなどの当て逃げも記録することができます。
デメリット:カメラ自体はフロントに取り付けられている為、車両後方、側方は、室内を介しての映像となります。よって、後方映像の見やすさは、リヤカメラに比べ劣ります。
詳しくはこちらで解説。
水平方向に360°、垂直方向に360°見渡すことのできる特殊なカメラを搭載したドライブレコーダーです。
メリット:カメラを中心に球体上に映像を記録することができ、あらゆる方向からのトラブルに対応することができます。
さらに運転手の状況も鮮明に映すことが可能であり、営業車などの不特定多数の方が運転される車両に搭載し、監視するという意味で安全運転にも寄与することができます。
デメリット:360°カメラ同様に後方映像の見やすさは、リヤカメラに劣ります。
さらに、映像は360°カメラより複雑な為、パソコンの専用ビューアを使用しないと映像を確認する事ができない為、事故状況を即確認することができないという欠点があります。
カメラを選ぶ際に、併せて確認したい項目が、映像を出力する媒体です。せっかく映像を記録することができてもその映像を必要な時に出力できなければ、ドライブレコーダー本来の能力が半減してしまいます。
出力媒体はいくつかありますので、カメラとセットで決めましょう。
最も一般的なドライブレコーダーです。記録する為のカメラと映像を出力するモニターが、一体となっており、記録映像を瞬時に再生することができます。
メリット:映像を即再生できる為、トラブル時に映像をすぐ確認できます。
デメリット:モニターが搭載されている分本体が大きくなり、視界が狭まり見栄えに関しては、やや劣ります。
ドライブレコーダーの映像をナビ画面に出力できるタイプです。
メリット:ナビに映像が出力できる為、大きな画面で状況を確認することができます。
これにより、詳細な情報を確認することができます。
デメリット:ナビと連動する為には、メーカーを統一する必要があります。ナビメーカーで有名なパイオニア、パナソニック、ケンウッドなどが販売しているドライブレコーダーを、取り付ける必要がある為、商品選択の幅が狭まります。
また、カメラ自体もフロントカメラもしくは前後方2カメラにのみ対応で、360°や720°といったカメラとの連動ができないです。
ドライブレコーダーの映像をWiFi(無線LAN)やテザリングでスマホ画面上に表示する事ができるタイプです。
メリット:ドライブレコーダーを小型にすることができ、視界確保や見栄えが向上します。また、映像はスマホ画面から確認する為、映像の再生や停止など直感的に操作することができます。
さらに、わざわざ車両に乗り込まなくても映像を確認できる点が魅力です。
デメリット:WiFi(無線LAN)やテザリングといった基礎知識は必要でしょう。また、電波状況が悪い場合は、映像を転送できないというデメリットもあります。
さらに、スマホにはあらかじめ専用アプリをダウンロードしておく必要があり、スマホ操作に慣れていないと映像を確認できないといった事もあります。
ドライブレコーダーの映像をバックミラーに出力するタイプです。
メリット:モニター自体をリヤビューモニターとして使用することができます。リヤカメラの映像を直接モニター出力する為、後方の視認性に優れます。
デメリット:バックミラーの上にモニターを搭載する。または、ミラーを取り外して、専用のモニターを取り付ける為、モニター自体が大きくなり車両前方の視認性が低下します。
詳しくはこちらで解説。
720°カメラ搭載タイプは、その特殊なカメラが故に、モニターやナビ、スマホではなく、パソコンでの確認となっております。
メリット:一度の映像で全方位を確認することができます。
デメリット:PC専用のビューアを予めダウンロードしておく必要があり、いざという時に即映像確認とはいかない為、ドライブレコーダー本来の役割が半減してしまいます。
内藤
島田
内藤
島田
内藤
島田
機能と言っても自分に必要な機能や、不要な機能も様々でしょう。コツとしては、ドライブレコーダーを購入するにあたり、
というように、機能自体を3つに分けて考えた方が選びやすくなります。
ドライブレコーダーで必ず、搭載されているか確認したい機能は、「常時録画機能」と「イベント(衝突感知)録画機能」です。
常時録画機能とは、車の電源を入れてから停止するまで常に録画を行う機能です。この機能により、事故などの衝撃を伴わない状態での映像を記録することができます。具体的には、あおり運転などの映像を残すことができるという事です。
イベント(衝突検知)録画機能とは、事故などの衝撃があった瞬間の前後10秒ほどの映像を残すことができます。
常時録画は容量がいっぱいになった際に、古いデータから削除されていきますが、イベントで記録したデータは消去されない(事が多い)為、しっかりと事故状況を残すことができます。
ドライブレコーダーの役割を全うする為にもこの2つの機能は欠かせないでしょう。
ドライブレコーダーは万が一の時の映像を記録できる事が最大の役割です。では、その「万が一」は常に走行中に訪れるでしょうか。
答はノーです。最近では駐車している車両へのいたずらや当て逃げされるといった事もよくあります。そこで駐車中の監視ができる機能「駐車監視機能」の需要が高まっています。
この機能は、エンジンが停止している状態でも映像を残すことができる機能で「駐車中常に記録するタイプ」「衝撃検知で一定時間記録するタイプ」「人や車の動きを検出して記録するタイプ」があります。
最低限必要な機能にプラスして、自分にとって駐車監視は必要かを検討してみてください。
最低限必要な機能と駐車監視機能の必要有無を決めた後は、残りの機能は全てお好みで選んで頂いて構わないでしょう。
いくつか紹介させていただきます。
ドライブレコーダー自体にGPSを内蔵することで、映像を記録した時間が正確になったり、映像の中に車速を表示したりすることができます。
ダッシュボードの映り込みを防止(低減)する機能です。後付けで購入する事もできる為、特に内蔵型にこだわる必要性はありません。ただし、車の形状によってはダッシュボードの映り込みが激しい場合があり、必要に応じて後付けを検討することをお勧めします。
リヤカメラのデメリットである、配線を無くし、Bluetoothなどでつなげる機能です。機能というよりも、そのような種類の前後方2カメラタイプがあるという事です。
自分で取り付けしたいが、配線を通すのが苦手という方向けの商品です。
解像度の種類として、HD、フルHD、2K、4Kなどありますが、ドライブレコーダーの映像がより鮮明に写るモニターです。
4Kに近づくほど、より鮮明な映像を残すことができます。旅先の思い出を高画質で残したい場合は、4Kなど高解像度のものをお勧めしますが、万が一の備えとしては、ナンバープレートが確認できるほどの画質があれば十分です。
ドライブレコーダーにレーダー機能が付いた商品です。レーダーも取り付けたい場合には、1つの商品で完結できる為、重宝します。
ドライブレコーダーの映像を基に「車線を認識し、逸脱しそうな時に警報を出す機能」「前方車両の発進をアナウンスする機能」「進入禁止標識を認識しアナウンスする機能」など安全運転をサポートする機能です。
一見あると良さそうですが、最近の車両は同じような機能を有している場合が多い為、取り付ける自動車の性能を理解したうえで判断してください。
以上のように、様々な機能がありますが、ドライブレコーダーを万が一の「保険」として取り付けるのであれば、そこまで気にして検討されなくても良いかと思います。
重要なのは、最低限必要な機能と駐車監視が必要か。この2点です。
内藤
島田
内藤
島田
ドライブレコーダーに限った事ではないですが、商品を購入するにあたり気になるのが、値段です。ドライブレコーダーの金額は、大きく分けると「部品本体代」「オプション代」「取付け工賃」に大別できます。
よく目にするのは、部品本体代のみですので、安易に安いからと言って商品を購入してしまうと、トータルの出費が大きくなってしまった。なんて事もある為、注意しましょう。
部品本体代はドライブレコーダーの種類や機能によって、数千円から十万円を超えるような商品もあり、まさにピンキリです。その為、値段を第一に考えてしまうと、自分にとって必要な商品ではなくなる可能性がある為、「種類」と「機能」を先に決める事をお勧めします。
その中から、自分の決めた範囲の出費で購入することのできるドライブレコーダーを選ぶようにすると良いです。
オプションは、ドライブレコーダーに新たな機能を追加したり、見栄えを向上したりと何かしらの価値を付与するものです。
ドライブレコーダーで有名なオプションは、駐車監視機能をつける為に電源をバッテリーからとる為の配線やサブバッテリーなどがあげられます。
その他にも、偏光フィルターやシガーソケットの見栄えを良くする為に、配線を隠すためのワイヤーなどあります。
自分で取り付ける事ができる場合は、一切かかる事のない費用ですが、大半の方は、自動車販売店やカー用品店、修理工場などにお願いすると思います。
自動車販売店の場合、「アワーレート」といって1時間当たりいくら。という金額が設定されている事が多いです。
例えばアワーレートが7千円で2時間作業の場合、1万4千円といった計算です。
作業時間は、前後方2カメラタイプになると急激に長くなります。おおよその時間ですが、フロントカメラは1時間程度、リヤカメラがある場合は、3~4時間程度かかる事も多いです。
一方、カー用品店、修理工場の場合は、ドライブレコーダー取付けいくら。のように取付け代金が提示されている事が多いです。
ただ、リヤカメラが付いている場合は、追加代金が掛かる場合もあります。前後方2カメラタイプは、取り付け工賃では不利であるという認識でいた方が良いです。
詳しくはこちら⇒
「種類」「機能」を選んだ後に、価格を検討すると思っていた以上に高い。なんて事もあります。その時、おそらく旧型や中古品も視野に入れるのではないでしょうか。
新型は、メーカーが出している最新モデルです。
旧型は、新品未使用品ですが、型落ちした商品で比較的リーズナブルな価格設定になっています。
料金面ではお得ですが、機能が少ない事が多く、画質が劣っている場合がありますので、新型と比較されることをお勧めします。
中古品ですが、一度取り付けられていたものですので、さらにリーズナブルに入手可能ですが、保証などのアフターサービスがない場合が多く、しっかり目利きできない方はお勧めしません。
内藤
島田
内藤
島田
内藤
島田
自動車販売店で取り扱っている商品は、いわゆる「純正品」と呼ばれているものです。自動車メーカーの純正部品の為、値段は高いですが、保証期間が長く、アフターサービスも充実しています。
ドライブレコーダーの取り付けに関しても、シガーソケットを使用する事が無く、スマートに取り付ける事ができる為、見栄えも良いです。
さらに純正商品だけあり、車両に取り付けられている電装品に悪影響を及ぼすようなノイズが低減されていることが多く、車両本来の機能を十分に発揮できます。
カー用品店の品ぞろえは、自動車販売店よりも豊富で、様々な種類が並んでいます。それらを実際に見て、触って、体感して購入できる事がメリットです。
ただ、金額面からするとやはりネット通販には劣ります。
同じ商品でもネットで購入した方が安い。なんて事もありますので見比べて判断されることをお勧めします。
最近ではカー用品店以外でもドライブレコーダーが販売されている事が多くなりました。特に、家電量販店やホームショップなどは、安いドライブレコーダーが並んでいます。
ただ、品ぞろえは少なく、お店で取り付けてくれるわけでも無いので、まだまだカー用品店には及ばないといったところでしょうか。
ドライブレコーダー購入で一度は考えるネット通販サイトは、数えきれないほどの商品ラインナップから、お好みのものを選べるというメリットはあります。
価格も店舗を構えていない分、安く設定されており、魅力的に感じます。ただ、実際にものを確認できない為、しっかりと目利きできる力が必要です。
よく見たら、型落ち商品だった。という事もありますので、内容をしっかりと確認し、購入することをお勧めします。さらに、商品購入後、取り付けはどうするか。という事まで確認する必要があります。
商品購入後、取り付けることができない。なんて事が無いように十分注意しましょう。
以外に知らない方が多いですが、最近では自動車保険の特約で、取り付ける事ができるサービスがあります。こちらは購入ではなく、保険代金を月々支払って、ドライブレコーダーを契約するといった内容です。
商品ラインナップこそ少ないですが、万が一事故した時など、直接、保険会社のオペレーターに繋がり、連絡を取り合ったり、GPSから居場所をつきとめ、レッカー車の手配などを行ってくれたりするサービスが受けられます。
万が一の備えとして、ドライブレコーダーを検討されているのであれば、一度、自分の保険会社に確認してみるのも良いと思います。
ただし、購入ではなく契約になりますので、長期で見ると、トータルの出費が大きくなります。
詳しくはこちら⇒
いかがでしたでしょうか。
今回は、ドライブレコーダーの具体的な選び方について説明させて頂きました。ドライブレコーダーは、種類も豊富で、機能も多彩、料金もピンキリで、購入場所も様々。商品選びに苦労します。
ただ、今回のステップを踏んでくれることでスムーズに商品選びができるようになります。
大事なことは「自分に合った、ドライブレコーダーを選ぶこと」です。日本ライティングでも小型のドライブレコーダーを販売しておりますので興味がありましたらご確認ください。