こんにちは。
日本ライティング内藤です。
ご自身の愛車にドライブレコーダーの取り付けは、お済でしょうか。
昨今は、自動車事故だけではなく、社会問題にもなっている、あおり運転や、駐車中の車を狙う車上荒らし、走行中急に飛び出してくる当たり屋などなど。
自動車に関するトラブルが相次いでいますね。
このような社会情勢の中、ご自身やご家族、愛車を守る為には、ドライブレコーダーの必要性はかなり高い。むしろ必要不可欠な、カー用品となりつつあります。
ドライブレコーダーは、周囲の状況を映像として記録し、事故やトラブルの際、客観的な事実確認をする上で、非常に重要な機器です。そんなドライブレコーダーですが、月額利用型の商品が存在している事をご存じでしょうか。
今回は、意外と知られていない月額利用型のドライブレコーダーの紹介とあなたにとって、必要なのかそうでないのかを解説していきたいと思います。
目次
ドライブレコーダーは、その需要拡大から、様々なメーカーや企業が参入し、新型のドライブレコーダーを作っては、世の中に普及させています。
その中でも、新たなジャンルとして、商品を購入するのではなく、月額で契約する商品が登場しています。それが、保険会社が提供する月額利用型(保険型)のドライブレコーダーなのです。
保険会社と契約をする事で、ドライブレコーダーが手元に届きます。
届いた商品を自車に取り付ける事で、映像記録の機能を車両に付帯する事が可能となっています。ユーザーは、保険会社との契約のみでドライブレコーダーを手にする事ができる為、最近、勢いのある購入(契約)方法なのです。
内藤
ディーラー店員 田中さん
内藤
ディーラー店員 田中さん
内藤
保険型のドライブレコーダーは、あくまでも購入ではなく、契約です。商品自体は、保険会社が独自のドライブレコーダーを提供してくれる為、個人で選ぶ必要がありません。
ドライブレコーダーは、その商品の多さから、選びきらないという事がよく発生します。結果として、自分にとって必要のない商品や機能が足りない商品を手にする可能性があります。
その点、保険型のドライブレコーダーの場合、保険会社がしっかりと選定した機能が付帯されている為、商品選びに苦慮しないというメリットがあります。
保険型のドライブレコーダーは、テレマティクス端末と言い通信機器を内蔵したドライブレコーダーとなっています。万が一事故した場合、自動で事故受付センターに連絡を入れ、さらには、ドライブレコーダーを通して、会話ができる機能がついております。
事故を起こすと、気が動転し、何をすればよいかとっさに判断ができない場合もあるでしょう。そのような万が一を支えるツールとしては心強いです。
ドライブレコーダーはカメラで周辺状況を捉えることができる為、その長所を活かし、車線の逸脱を警報したり、車間距離が狭い状態を警報したりと、安全運転支援が充実しています。
また、普段の走行状況をモニタリングすることで安全運転の診断をしてくれる機能もあります。運転の通知表といったところでしょうか。これらを確認する事で、より一層の安全運転を訴求する目的があります。
内藤
ディーラー店員 田中さん
内藤
ディーラー店員 田中さん
こちらは、メリットで紹介した事と真逆の説明になりますが、ほしい商品が決まっている方にとっては、自分で選ぶ事のできない保険型の商品は、デメリットと言えます。
保険型ドライブレコーダーは、あくまでも契約です。初期費用は、抑える事ができるものの、トータルコストは高くなりがちです。
月額費用は650円~850円ですので、年間で1万円ほど。
最近のドライブレコーダーは、価格の安いもので1万円しない料金設定が多く、長期的には大きな料金を支払う必要性があります。
この保険型ドライブレコーダーは、保険のメイン商品ではなく、あくまでも特約になる為、この商品を契約する為には、メインの自動車保険を契約しないといけません。
これは大きなデメリットと言えます。
保険型ドライブレコーダーの特徴はテレマティクス端末で、情報を発信している状態です。いつ、どこを走行していたのかがわかる為、プライバシーに関しては、常に提供されていると思った方が良いでしょう。
内藤
ディーラー店員 田中さん
内藤
ディーラー店員 田中さん
まずは、事故やあおり運転などドライブレコーダー本来の機能に加え、保険会社独自のテレマティクスの内容、取り付け方法を一覧でご紹介します。
東京海上日動 | 損保ジャパン | 三井住友海上 | あいおいニッセイ同和損保 | |
---|---|---|---|---|
保険サービス | ドライブエージェントパーソナル | DRIVING! | GK見守るクルマの保険(ドラレコ型) | タフ・見守るクルマの保険(ドラレコ型) |
保険料(月額) | 650円 | 850円 | 850円 | 850円 |
画素数 | FullHD | FullHD | FullHD | FullHD |
イベント録画時の映像送信 | 保険会社へ自動送信 | 衝撃を検知後、保険会社からの連絡が入り、送信操作後に送信 | 保険会社へ自動送信 | 保険会社へ自動送信 |
常時録画時の映像送信 | パソコンからの送信のみ | スイッチ操作を行う事で、前後15秒のデータを送信可能 | ドライブレコーダーを操作し、送信したいデータを選択し、送信 | ドライブレコーダーを操作し、送信したいデータを選択し、送信 |
あおり運転への対策 | ドライブレコーダーを操作し、警察へ通報可能 | 映像と位置情報を家族へ送信する事が可能 | 専用のリヤカメラを搭載可能 | 専用のリヤカメラを搭載可能 |
※9800円 | ※9800円 | |||
取り付け方法 | 本人 | 本人 | 本人 | 本人 |
いかがでしょうか。
各社多少の違いがあるようですね。それぞれの特徴を解説します。
東京海上日動の保険の特徴は、やはり料金設定です。上記の比較でも、一番安い料金プランとなっています。
あおり運転の際には、警察署へ連絡ができるのも特徴の一つです。ただし、カメラはフロントカメラタイプですので、事故状況をしっかり捉える事ができない可能性があります。
また、常時録画で撮影したデータを保険会社へ送信する場合は、パソコンからのみ可能です。
損保ジャパンの提供するドライブレコーダーは、唯一モニターの搭載が無いタイプです。シンプルで、視界を遮らないメリットはあるものの、映像を個人で確認する事は困難です。
一番の特徴は、映像を保険会社に送りたい時は、ボタン一つで完結する事です。ただし、イベント録画は保険会社からの連絡があり、送信操作をしないと送る事ができません。
三井住友海上もあいおいニッセイ同和損保も保険内容は全くの同じです。こちらの保険の最大の特徴は、あおり運転に備え、リヤカメラを追加で取り付け可能であるという点です。
他、イベント録画も常時録画も送信が可能ですので、万が一の際の映像を、確実に保険会社へ送信する事が可能でしょう。
以上のように、保険型ドライブレコーダーは、商品選びに苦労する事はありませんが、保険内容や、テレマティクスの内容に差がありますので、この点は確認する必要があるでしょう。
またどの保険会社も、取り付けは契約者本人です。
一部、提携販売店での取り付けが可能ですが、こちらは有料になりますので、これもまたトータルコストが上がる要因になります。
内藤
ディーラー店員 田中さん
内藤
ディーラー店員 田中さん
ここまでお伝えしたように、保険型のドライブレコーダーは、メリットとデメリットが混在している分、自分にとって必要なのかを考える必要があります。
以下はあくまでも参考程度でご紹介しますが、自分の場合はどうかをしっかり考えてみてください。
一番お勧めする方は、高齢ドライバーの方です。万が一の事故が発生した時に、早急な対応が可能な他、衝突の可能性や、車線逸脱を警報、高速道路の逆走などをアラートで教えてくれます。
他にも優良ドライバーの場合、メインの自動車保険が安い場合が多く、保険料全体として考えた場合に、そこまで大きな出費とはならないのでお勧めできます。
トータル出費を抑えたい方や、上記の4社以外の保険会社を利用している方は、わざわざ保険切り替えをしてまで、契約する必要性は低いと思われます。
また、昨今の自動車は、車線逸脱や、衝突のアラートを出してくれる車両がほとんどです。安全運転支援が搭載されている車両をお使いの方は、需要としては低いです。
保険型よりも、市販品を購入された方が、コストを低く抑えられるでしょう。
いかがでしたか。
今回は、保険型のドライブレコーダーを紹介しました。
重要なのは、保険の内容を確認し、自分にとって必要のある機能なのかを判断する事です。内容をしっかり把握し、安心で信頼できるドライブレコーダーの購入、もしくは契約をしてくださいね。
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また、こちらの記事も『【元代理店経営者 厳選】無料保険相談おすすめ比較ランキング10選 』ご参考になさってくさい。