こんにちは。
日本ライティングの内藤です。
ドライブレコーダーの工賃について質問がありましたので、回答していきます。
内藤
島田
内藤
島田
内藤
島田
内藤
さて今回の質問は、ハイエースへのドライブレコーダーを取り付ける工賃の相場に関する内容です。まず初めに回答をさせて頂くと、高額であると思われます。それではその根拠を解説させていただきますね。
そもそも工賃とは作業時間に比例して高額になるものです。今回は新車のハイエースという事なので、トヨタの販売店で取り付けられていると想定されます。
トヨタの販売店は、全国に200社を超える規模となっており、その販売店によって、アワーレートという、一時間当たりの作業代金が決まっています。
アワーレート7000円で2時間作業の場合、7000円×2時間=14000円(除税)
アワーレートが公開されている事はほぼないので、おおよその金額7000円だとして、6万円の請求が来たという事は、6万円÷7000円=約8.5時間という作業時間を要したと考えられます。
ではこの8.5時間は妥当なのでしょうか。ドライブレコーダーの工賃を決める要素として大きく3つあります。
それぞれ確認してみましょう。
1.車種
今回の質問では、トヨタのハイエースとなっております。型式の指定がない為、詳細な形状を把握する事ができませんが、どのタイプもワゴンタイプとなっております。
通常の乗用車と比較すると、フロントカメラの取り付け要領に関しては、ほぼ変わりはありません。
しかし、リヤカメラが存在している場合は、後方から配線を取りまわす距離が長くなります。よって、通常のドライブレコーダーの取り付けに要する時間よりも若干時間がかかると考えられます。
2.ドライブレコーダーの種類
コムテック製のドライブレコーダーとなっております。
コムテック製のドライブレコーダーは、大きく分けて、フロントカメラタイプ、前後方2カメラタイプ、360°カメラタイプと分かれておりますが、今回は一番時間を要するであろう前後方向2カメラタイプとして考えます。
後方カメラは、フロントにある本体につなぐ為にワイヤーを通す必要があり、時間を要します。ここでは長くても2時間程度かかるものとします。
3.オプションパーツ
駐車監視機能が付いている為、駐車監視用時に電源がとれるように、駐車監視用の配線コードを使用していると考えられます。これを追加で取り付ける事に要する時間は長く見積もっても1時間程度でしょう。
それではここまでに要する時間を計算してみると、こうなります。
このような理由から取り付け工賃が6万円というのは高いという判断です。しかし、部品代金を含んだ料金だと適切だと考えられます。
前後方2カメラや360°+リヤカメラの相場が25000円~36000円ほどとなっています。まずは請求書が果たして本当に工賃のみの価格だったのかを確認して頂き、万が一工賃のみだった場合は、実際に要した作業時間などを聞かれる事をお勧めします。