「軽トラにLEDヘッドライトは取付できない」というのは過去の言葉になりつつあります。
こんにちは。
日本製LEDヘッドライト日本ライティングの内藤です。
※日本製LEDヘッドライトの特徴についてはこちらをご覧ください。
数年前のLEDはヒートシンクが大きくスペースの無い軽トラには取付けできないことが多々ありました。ボディを凹ませて無理やり取付けされた方も多くいらっしゃると思いますが、今では小型のLEDがあたり前になり取付けできるLEDも増えてきています。
日本ライティングは更に、軽トラ専用のLEDヘッドライトというのを開発して今では、「軽トラのLED=日本ライティング」というイメージになりつつあるのではないでしょうか。
今回は、軽トラ販売台数ランキングで1位になったハイゼットトラック(ハイゼットジャンボ)に日本ライティングのLEDヘッドライトは取付けできるのか?試してみたいと思います。
お取り付けしていただくのは、車弄り大好きな悪ノリおやじさんです。所有されているのはハイゼットトラックのトップグレードのハイゼットジャンボです。乗られて14年の愛着湧く車にLEDを取付けていただきました。
目次
ハイゼットトラックとジャンボは基本的にライトユニットの脱着作業に変わりはありません。しかし、9代目ハイゼットトラックは、製造された年代によりヘッドライトユニットの取り付け方法が異なります。9代目ハイゼットトラックは、1999年1月に発売が開始されました。
その後2004年に大幅なマイナーチェンジが行われ、ヘッドライト形状が大型化され変更されています。
9代目ハイゼットは、1999年から2004年までを前期、2004年から2007年までが中期、そして2007年から2014年までを後期と呼んでいますが、ヘッドライト形状は、2004年を境に代わるので注意してください。
次に、ヘッドライト取り外しの注意点ですが、前期モデルの古いモデルではすでに20年経過していますから、経年劣化に注意が必要です。それはヘッドライトユニットが樹脂で出来ているため、劣化により力の加え具合で破損の恐れがあるからです。
まず、前期型を取り外す場合、クリアランスランプを外す必要があります。
しかし、長年取り外していないと固着している可能性が高くなります。それを力任せに取り外そうとすると、クリアランスランプが割れる可能性がありますから、固くて外せないと感じたら無理をしないことです。
特に、寒い冬にはクリアランスランプを外す時に破損する可能性が暖かい時期より高くなります。そこで、破損を避けるためにドライヤーでクリアランスランプを温めて外すようにします。
ドライヤーでクリアランスランプを手で触って熱いと感じるまでまんべんなく温めます。その後、クリアランスランプを斜め後方から前方に向かい掌で叩くと外れます。もし、うまくいかない場合は、樹脂製のパテへらなどをボディとクリアランスランプの隙間に差し入れてこじれば外れます。
ハイゼットジャンボ悪ノリおやじさん
9代目ハイゼットトラックは、2004年12月にエクステリアデザインを大幅に変更し、ヘッドライトをクリアランスランプと一体で前期型より大型のヘッドランプとなります。
ヘッドライトバルブを交換するには、前期型と同じくヘッドライトユニットを外さなければアクセスできません。しかし、クリアランスランプと一体化した中期型以降は、アクセス方法が前期型と異なります。
中期型以降でヘッドライトを外すには、ドアを開けて上下のドアヒンジの間にあるナットを2個外します。ドアヒンジの間にあるナットは、シルバーの10mmのナットですから、他のボルトのようにボディカラーと同一ではないので見分けがつきやすいはずです。
ナットを2個外したら、後はヘッドライトを前方に引きぬくだけですが、1か所プラスチックのピンで止まっています。その場所をヘッドライトが止まっている状態で説明すると、ヘッドライトの上部からクルマのセンターに向かい急激にカーブをしている部分の裏側にあります。
このプラスチックピンは、当然ボディに対して垂直に刺さっているので、クルマの進行方向に向かって真っすぐ引き抜かなければ破損する恐れがあるので注意が必要です。
ヘッドライトユニットがボディから外れたら、ハロゲンバルブのカプラー、電動レベライザーのカプラー、そしてポジションランプ、ウィンカーランプの計4つのカプラーを切り離せばヘッドライトユニットを完全に車体から外せます。
それぞれのカプラーは、購入してから1度も外していないとかなりきつく嵌っています。しかし、力任せで切り離そうとしてもカプラーにはロックがあるので、外れない時にはコネクターを良く観察してみましょう。
外れにくいカプラーには、専用のカプラー外し又はコネクター外しの工具も売られていますが、カプラーの構造さえ知ってしまえば、専用工具を購入する必要もありません。
カプラーを外す場合は、爪のロックを押さえながら引き抜きます。そこで、ロックのかかっている部分を浮き上がらせるようにするには、古くなると爪の部分が固くなり指が痛くなります。
そこで、小さいマイナスドライバーを1本用意し、ロック部分を押します。すると力を加えやすくなり簡単に抜くことができます。ただ、マイナスドライバーをそのまま使うとカプラーの爪を破損する恐れがあるので、マスキングテープなどでマイナスドライバーの先端を保護してから行ったほうがよいでしょう。
ヘッドライトユニットが外れたら、裏返してゴムキャップを外します。するとハロゲンバルブがロックピンで止まっているので、それを外してバルブを抜き取ります。
LEDヘッドライトの取付けの概要を説明ます。
ヘッドライトユニットから、無事にハロゲンバルブを取り外すことができたら、いよいよLEDバルブの取り付けです。まず、日本ライティングのLEDバルブは、LEDバルブ本体と口金が装着された状態で箱に入っていますから、分離する作業から始めます。
分離方法は、口金を反時計回りに回すと簡単に外れますが、口金で手を怪我しないように軍手や布で保護して作業をしてください。
次に、外した口金を灯具に固定します。これはH4ハロゲンバルブの固定と同じ方法で行うことができます。そしてLEDバルブをゴムキャップにしっかりと取り付けてから、口金にLED本体を押し込みながら時計回りに回してしっかり固定します。
この時に、LEDバルブの向きに注意して取り付けを行います。LEDの向きは少し左に傾いているのが正常となりますから、地面と垂直であったり右に傾いている場合はバルブが最後まで回りきっていません。
そのまま使用すると配光不良でカットラインが出ませんから注意して取り付けましょう。こちらの記事では取付けミスによる配光の変化の様子を記事にしていますので合わせてご確認ください。
LEDバルブが装着出来たら、車両にヘッドライトユニットを戻してききます。
この時にLEDバルブのドライバーユニットをどこに設置すればよいか確認しますドライバーユニットが収まるスペースが決まったら、動かないように固定して後は全てのカプラーをはめます。
最後にヘッドライトユニットを元の位置に取り付けて最初に取り外したナットもしくはボルトで固定して終了です。
ハイゼットジャンボ悪ノリおやじさん
①既存の球を外す
②LED本体の口金をLED本体から外し、ライトユニットに取付ける
ハイゼットジャンボ悪ノリおやじさん
ハイゼットジャンボ悪ノリおやじさん
日本ライティングのLEDは、ドライバーユニットのボックスがLED本体とは別にあります。普通車と違い、ボンネットがない軽トラはライトを取り付ける前にドライバーユニットが干渉しないように、位置決めを行ってください。(私の場合、位置決めに3回くらい脱着しました)
特に助手席側は空調部品が突起してるので、さらに設置位置が絞られます。
ハイゼットジャンボ悪ノリおやじさん
ハイゼットジャンボ悪ノリおやじさん
ハイゼットジャンボ悪ノリおやじさん
日本ライティングさんのLEDに変えてラジオにノイズが入らないことにビックリしました。
以前取付けていた他社のLEDヘッドライトは、助手席に乗る人が「何の音?」と言うくらいファンの音が聞こえてました。また、ライトを点灯するとラジオなどへのノイズがすごく全く電波をキャッチしてない状態でした。
それが、日本ライティングさんのLEDヘッドライトはエンジンかけてない状態でも耳を澄まさないと聞こえないくらいのファンの音、点灯してもラジオにノイズが入ることは無くなりました。