こんにちは。
日本製LEDヘッドライト日本ライティングの内藤です。
日本製LEDヘッドライトの特徴についてはこちらをご覧ください。
LEDヘッドライトはHIDと比べ商品の形状、価格帯、性能など異なる商品が多くて結局、何を選んでいいか分からないと昔の僕は思っていました。
インサイトze2 に乗っています。
ライトをLEDに変えたいのですが、車の知識に詳しくなくてやり方がわかりません。あと、LEDも種類が多くてどれを買ったら良いのかもわかりません。
ヘッドライトスモールライトハイビーム全て変えなきゃいけないのでしょうか?分かる方詳しく教えてください!!お願いします!!
レッツ2に乗ってるんですがヘッドライトとウィンカーをLEDにかえたいんですけど何を買ったらいいんでしょうか。教えてください!ヘッドライトはca1paです
LEDに興味はあるけど、選び方が分からない方が多いようです。今回はLEDヘッドライトの選び方をメーカー目線で考えてみました。気になる方は御覧ください。
内藤
社長
ルーメン:ライトが発する光の総量。照射される明るさの数値ではありません。
ワット数:消費電力
たとえば、フォグに採用されているH8の消費電力は35W です。LEDヘッドライトは20W台が一般的です(片側)
ケルビン数:色味を表す数値となります。6000ケルビンはホワイト色・3000ケルビンなイエローとなります。明るさを表す数値ではありませんが、ケルビン数の値によって視認性が変わります。
社長
「ルーメン数ほど明るくなかった」
と愚痴をこぼす方もいらっしゃるくらいだからね。
私もそうだけど、知らない分野の商品で「これ欲しい」とスペックを見たら、数字が大きいのが良いと選んでしまうからね。
Ver2.0よりもVer2.1どっちを選ぶかって言われたら、Ver2.1の方が性能が良いと感じるでしょ。
それと同じだよ。
内藤
目次
社長
内藤
社長
※商品に記載されているルーメン数が正しく測定されているのかはメーカーによって異なります。
内藤
社長
4200ルーメンでも6400ルーメンを超える実用性を発揮することもある。
ではどうやって、そのような商品を見つけるのか。解説していきましょう。
・カンデラ値が基準値以上
・運転時に照射範囲が狭くなく、実用的であること
社長
内藤
社長
内藤
社長
同じ車・同じLEDバルブを使用してもカンデラ値は一緒にはなりません。
社長
中にはカンデラの数値を出そう出そうとして、測定点の部分は明るく、その他範囲は暗い大手メーカーの商品もあったな。
内藤
社長
噂では、購入されたお客さんからの評判は良くなかったと聞いているよ。
内藤
内藤
社長
【電流値の推移】
※黄色い線が電流値です。
ある一定の時間が経つと電流値が下がっているのが分かると思います。
社長
【点灯直後から明るさの推移】
※縦軸:ルーメン値、横軸は点灯時間
内藤
社長
放熱してやらないと熱ダレして明るさが50%まで落ちた商品も見たことがあるからな。
内藤
社長
かなり優秀、というかLED商品ではNo1だと思うぞ!
・・・まぁ自慢はさておき、この写真をみたらよく分かるよ。
内藤
日本ライティングのLEDが4%ほど明るさが落ちているのに対して、他メーカーは20%も明るさが落ちているんですね。
社長
社長
社長
内藤
社長
なぜだと思う?イメージしてほしいが、発泡スチロールはどんなときに使用することが多い?
内藤
社長
プラスチックで作られたLEDヘッドライトは放熱をどころか、熱を逃がしにくくしているため、故障にもつながるから気をつけること。
内藤
社長
アルミは、熱伝導率(熱の移動のしやすさ)がよく、なおかつ軽い・加工がしやすい・錆びにくいなどの特性からよく使われるが、アルミにもたくさんの種類があって、熱伝導率も大きく変わってくるんだ。
内藤
良さそうなイメージに聞こえますが。。。
社長
内藤
社長
今ネットで売られているほとんどの商品は中国製。中国の工場から仕入れて販売しているメーカーが多いんだ。
内藤
社長
ここから考えられるのは、中国の工場に対して製造を依頼しているメーカーが多くいるため如何に大量生産するかが重要になるわけだ。
これは商売だから当たり前の発想だよな。
素材・製造工法も効率よく多く製造できるようにしているから、効率が悪く、生産性の少ない素材・工法は選択肢にないわけだ。
内藤
社長
手間がかかってもより熱伝導率の良い素材を選択できるわけだ。
中国は、熱伝導率が悪くても大量生産ができるアルミを選択する。
放熱性能は、ファンをつけていれば良い!と思われがちだが、そうじゃない。
使用する素材でほとんど決まっていると言っても過言ではないんだ。
内藤
社長
内藤
一見、発光点が同じように見えても調べてみると違っていたり、カットラインが出ないし、グレア光も凄かったです。(調べた記事はこちらです)
内藤
社長
社長
反対に配光が出てないと公道を走る上でのマナーがなっていないという人もいる。
日本ライティングの立ち位置として後者になる。
カットラインを無視して明るさを出す(チップ数を増やして明るさを出すとかワット数を上げて明るさを出す)商品を提供するのではなく、カットラインが出て、なおかつ実用性のある商品を提供する努力はしているな。
内藤
社長
日本ライティングも創業26年(2019年12月現在)。ハロゲンバルブの製造からライト市場ではお世話になってる。自己の利益ばかり考えた商品は出さないと決めている。もちろんこれからもな。
高ルーメンの商品、最強ルーメンと謳っている商品などが販売されていますが、実際に運転したときの明るさを表しているわけではなく、カンデラ値が出そうな商品を選ぶことが大事。
カンデラが出そうな商品選びの判断としては、「放熱性」と「配光」の2点を気にしておく必要があります。
放熱性については、明るさを出そうとすると発熱量も多くなるため、放熱性能が高い商品以外は、すぐ故障する可能性が高いです。また、熱よる性能低下を起こすので注意が必要です。
配光については、品質の精度が大きく関わってくるため、精度が低い商品はカンデラ値は出ていても、グレア光がすごく対向車に迷惑をかけてしまったり、照射範囲が極端に狭く、実用性がない場合があるので、配光の出る商品を選ぶことやメーカーの商品づくりに対して考えをサイトから確認することが商品選びには、大切です。
最後すごく曖昧になりましたが、日本ライティングは「実用的な明るさ」と「すぐに切れない」この2つを両立したLEDヘッドライトの提供を掲げていますので、商品選びで困っている方が納得して購入できるように今後もしっかりお届けしていきます。
また、LEDヘッドライトの開発ストーリーについても公開していますので、合わせてご確認ください。