こんにちは。
日本製LEDヘッドライトの日本ライティング内藤です。
※日本製LEDヘッドライトの特徴についてはこちらをご覧ください。
白熱球のH13バルブってクルマ好きの方でもご存知の方は少ないのではないでしょうか。どのようなバルブでどの車種に採用されていて、どのようなカスタム方法があるのかみていきましょう。
目次
内藤
というのが、最近めったに聞かないH13バルブについて問い合わせがあったので教えて欲しいです。
島田
とはいえ、外車に搭載されているからといって特別な仕掛けがあるわけではないんだ。
通常のハロゲンバルブやHIDバーナーが取付られているよ。そのなかで、今回はH13がどんなバルブか解説していくね。
H13のバルブについて説明していきます。バルブ定格出力は「12V 55/60W」のハロゲンバルブでH4バルブと同じダブルフィラメント構造となります。
消費電力もハイビームとロービームのW数に違いはありますが、明るさは同等程度です。
使用用途としては、ヘッドランプに使用されています。
見た目は、ハロゲンバルブなのでガラス管の先端にとんがり帽子のシェードがついており、その他のハロゲンと変わりません。コネクタ-部分の長さが短い点が特徴です。
採用車種は主に90年代半ばから2000年代の年式のアメ車に採用されています。主要な採用車種は以下の通りです。アメリカンな大きなクルマに採用されているのが特徴です。
ハイビームのW数を挙げている点(H4とW数が逆)として、定かではありませんが、日本よりもハイビーム使用頻度高いためと推測されます(日本も本来であればハイビームが走行用ではありますが、日本の道路事情としてハイビーム頻度が少ないのが現実です)
明るくするには大きくわけて3つの方法があります。
国内メーカーからは販売されておりませんが、海外製品でインターネット、ショップ経由で入手可能となります。ただし、ホワイト化するものが大半であり、純粋に明るさ(lm)を保証するものではありません。製品の吟味が必要になります。
ハイパーハロゲンと同様に国内メーカー品はありません。海外製品を入手する必要があります。
H13のLEDバルブへの交換が車検時の対応等を考えると無難ではありますが、販売している店舗が少ないのが現状です。
いずれの選択肢にせよ、H13のバルブは弊社含めて国内メーカー品での販売が無いため、検討余地として海外製品を選択することが増えるかと思います。
必ず現車確認を行い、適合性、整備上に問題無いかの判断をする必要があります。可能であればアメ車を多く取り扱われているショップ様にご相談されることをおすすめ致します。
アメリカに住まれている車系人気You Tuberのスティーブさんとご縁があり、H13 LEDバルブの製造依頼がありました。
実際に取付けされた動画はこちらとなります。
・H13はダブルフィラメントのハロゲンバルブである。採用車種の多くは2000年代頃のアメ車
・H4との互換は変換コネクターを用いれば可能であるものの、車検時の扱いに注意が必要
・明るくする手法は3つあるが、いずれも要現車確認。可能な限り信頼できるショップ様に相談すること。