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鳥の糞、虫の死骸を落とす

落ちない鳥のフンのシミを簡単に落とす方法とは【車コーティング前の洗車テクニック】

こんにちは。
ガラスコーティング剤の独自ブランド(ゼウスクリア)を展開する日本ライティングの内藤です。

鳥のフンが車のボディに付き、シミになり落ちなかった経験をされたことはありませんか。また、夏の夜に運転をして、虫の死骸がボディの至る所に付着し、頭が痛くなったことはありませんか。

鳥のフンも虫の死骸も早めに落とさなければ、シミとなり落とすのが大変になります。落とせないからと強引に落とすとキズが付いてしまいます。

この記事では、鳥のフンと虫の死骸をキズを付けずに綺麗に落とす方法について解説していきます。

今回もカスタムから鈑金、コーティングの数々をお客様にしてきた自動車業界に30年以上携わる小泉さんに解説していただきました。小泉さんについてはこちらを御覧ください。

目次

落としにくい鳥の糞(フン)と虫の死骸

鳥の糞、虫の死骸を落とす

内藤

クルマを所有していて悩みの種が、鳥の糞害と虫の死骸がこびり付くことじゃないでしょうか。

この前もお客さんがフロントバンパーからフロントガラスまで虫の死骸を付けていました。

洗車の話になった時に、「虫の死骸や鳥の糞を簡単に落とせる方法があれば、すごくいいのに」といわれ、返す言葉が見つかりませんでした。

もし何か良い方法を知っていれば、教えて頂きたいのですが。

軽トラマニア小泉

確かに虫の死骸や鳥の糞は、こびり付いていると嫌になるよね。しかも直ぐに洗車できればいいけど、仕事の都合でそうもいかない場合もあるしね。

でも放置するのは塗装に良くないことは知っているよね?

内藤

えっ!そうなんですか。

軽トラマニア小泉

だめだなぁ。鳥の糞や虫の死骸が塗装に付着したままにしておくと、塗装にダメージを与えることもあるんだ。

まずは、その辺から汚れのメカニズムを解説するよ。

放置すると塗装にダメージを与える

鳥の糞も虫の死骸も、塗装面にこびりついて悪戦苦闘した人も多いでしょう。これらの物質が塗装面に固くこびり付く理由は、生物由来のたんぱく質が関わっています。

実は、このたんぱく質の性質を使い、強固にくっ付いている生物がいます。それは、海中に住んでいて、海の岩場や防波堤などでよく固くくっついている、フジツボやイガイといった貝です。

鳥の糞も虫の死骸にもタンパク質が多く含まれているので、塗装面に付着すると接着剤で接着したように固着します。

そして問題なのが、鳥の糞や虫の死骸に含まれている成分です。

どちらも多種類の成分が含まれていますが、特に鳥の糞には尿酸、虫の死骸にはリン酸が含まれており、これらの成分が塗装被膜に悪い影響を与えます。

しかも、この汚れは酸性のため放っておくと塗装表面を浸食して陥没させ、最悪は塗装表面にクラックが発生します。

内藤

そうなんですか!鳥の糞や虫の死骸には接着剤の成分が含まれ、それも酸だったなんて。

軽トラマニア小泉

普通の汚れであれば、次の洗車時に落とせば問題が無いことが多いけど、鳥の糞や虫の死骸は、出来るだけ早く落としたほうが良いよね。

鳥の糞や虫の死骸の汚れの種類にはどんなものがある?

内藤

鳥の糞や虫の死骸汚れにはどんな種類があるのでしょう?やっぱり種類が変わると、汚れ方や落ち方が異なるのでしょうか。

軽トラマニア小泉

絶対に同じとは言えないけど、ほとんど種類(鳥や虫)による汚れの違いはないと考えていいよ。その辺を解説するね。

鳥の種類が変わっても「酸」が含まれている

鳥は、魚や虫などの生き物を食べるものから木の実などを食べるものに分けられます。また、海辺に生息する鳥や、山に生息する鳥でも食べものに違いがあります。

食べ物に違いがあるからと言って、糞の成分が異なるかと言えば違います。

どの糞も周りが白く、中央が茶色や黒っぽい色をしています。この白い部分は、オシッコの成分です。

意外かもしれませんが、鳥は糞をしても、単独でオシッコはしません。糞と一緒にオシッコをしています。

この白い部分(尿)は、尿酸なので塗装面に付着すると酸の影響を受け塗装面に悪影響を及ぼします。

どの鳥であっても白い部分はあるので、鳥の種類で糞汚れに差はありません。

内藤

白い部分は尿酸なんですか!人間だったら痛風ですね・・・。

軽トラマニア小泉

鳥も痛風になるって聞いたことがあるぞ。ちなみに俺は違うぞ。大体ビールもほとんど飲まないからな。

内藤

いや、そこまでは言っていませんが・・・。

虫の種類と死骸汚れ

基本的には虫の種類による大きな汚れの違いはありません。ただ、虫の大きさによって汚れの範囲が異なります。

たとえば、高速道路を走行すると速度が出ていので、大型の虫が衝突して大きな汚れを作ります。

その反面、農道などはゆっくり走行するため、小さい虫の死骸は付着しますが、大きな虫の死骸はほぼありません。

また、大型の虫の死骸になると、昆虫の硬い部分が付着することがあるので、取り除く時にはキズにならないよう注意が必要です。

鳥の糞(フン)と虫の死骸の落とし方

内藤

鳥の糞や虫の死骸を、出来るだけ早く落としたほうが良いことはわかりましたが、付着してから、数日経過しただけでも取り除きにくいじゃないですか。

何か良い方法はないでしょうか。

軽トラマニア小泉

通常の洗車で慌てずに落とすことが基本だよ。それじゃあ、鳥の糞と虫の死骸に分けて、取り除き方を詳しく解説するよ。

鳥の糞、虫の死骸を落とす

鳥の糞の落とし方は最初に水をたっぷりかけてふやかす

鳥の糞、虫の死骸を落とす

鳥の糞が付着に気が付いたら、柔らかいうちならティッシュなどで簡単にふき取る事も可能ですが、鳥の糞には様々な細菌が含まれているので、外出先で手が洗えない状況下でのふき取りは、かなり危険と考えたほうが良いでしょう。

洗車できる場所に移動して落とすのがベストではありますが、クルマを移動している間に、鳥の糞は固く乾燥して簡単に取れなくなっています。

基本的に硬くなった鳥の糞は、大量の水をかけて柔らかくしてから落とすのが基本ですが、暑い日には、直ぐに水分が乾燥するので、乾燥させない工夫が必要です。

カーシャンプーの泡を沢山つけて放置する

乾燥した鳥の糞を、早くふやかすにはカーシャンプーの泡を鳥の糞にたっぷり乗せて放置すると、泡の中の水分が鳥の糞をふやかして取りやすくします。

この他にも、タオルやキッチンペーパーに水分を含ませて放置しても用意でしょう。

ただし、数週間放置した鳥の糞は、意外に強固にこびりついており、接着剤の役目をしているたんぱく質をお湯で溶かさなければ、塗装表面から取り除くことは難しい場合もあります。

軽くマイクロファイバークロスなどで擦って取れれば完了

鳥の糞、虫の死骸を落とす

鳥の糞のこびり付きは、ふやかすことで取り去ることが出来ますが、その時に有効なのがマイクロファイバークロスです。

鳥の糞には小さい砂などが含まれている場合もあるので、強くこすり取ることは塗装表面に傷をつける可能性があります。

そこで、よくふやかしてからキズが付きにくいマイクロファイバークロスで軽く拭き取ります。

鳥の糞、虫の死骸を落とす

マイクロファイバークロスを使用する時は、水に浸してから緩く絞り、マイクロファイバーが水を含んだ状態で使用します。

鳥の糞が柔らかくなっていれば、軽く鳥の糞に当てるだけで直ぐに拭き取りできます。

内藤

鳥の糞はよくふやかすことが重要ですね。

虫の死骸の落とし方は水を最初によくかける

鳥の糞、虫の死骸を落とす

虫の死骸は、虫が大きいほど取り除くのにかなり苦労します。また、走行中に付着し、走行風で乾燥を早めているので直ぐに拭き取ろうとしても、固く乾燥して取り去るのは難しいでしょう。

鳥の糞、虫の死骸を落とす

そこで、虫の死骸をふき取るには、時間をかけてふやかすことから始めます。このふやかす作業が、虫の死骸に含まれる接着剤に役目をしているたんぱく質を溶解させ、剥がしやすくさせます。

キッチンペーパーなどに水分を含ませ貼る

鳥の糞、虫の死骸を落とす

虫の死骸を浮き上がらせるには、水分を含ませる必要があるので、タオルやキッチンペーパーに水分を含ませ、虫の死骸に貼り付けます。

固着度合いや大きさにもよりますが、急がないことがキズを付けずに落とすコツです。

というのも、虫の死骸は柔らかいようでも塗装にとっては固いため、むやみにゴシゴシこするとキズを付けてしまいます。

よくふやかすことが大事

キッチンペーパーなどに水分を含ませ、虫の死骸の部分に貼り付けていても、なかなか柔らかくならず、イライラする人もいるでしょう。

その場合は接着剤の役目をしているたんぱく質を柔らかくするためにお風呂の温度程度のお湯をキッチンペーパーに含ませ5分ほど放置しましょう。

鳥の糞、虫の死骸を落とす

暖かいお湯が、虫のたんぱく質を溶かし、マイクロファイバークロスで簡単に取り去ることが出来ます。

ただし、マイクロファイバークロスにもたっぷり水を含ませることがポイントで、力を入れずに数回に分けて静かにふき取ることがキズを付けずに除去するコツです。

ボディカラーの違いや付着場所の違いでの汚れの落とし方

内藤

例えば、ボディの色での虫の死骸や鳥の糞の落とし方の違い、またウインドウガラスやボディなどの場所の違いでの落とし方に違いがあるのでしょうか。

軽トラマニア小泉

もちろん違うよ。何が違うのかそれぞれ解説しよう。

淡色カラーの場合

淡色カラーは、白を中心とした薄い色のボディカラーです。これらの薄いボディカラーは、細かいキズが目立ちにくいので、比較的簡単な作業で鳥の糞や虫の死骸を落とせます。

小傷が目立たないので、白いクルマやシルバーのクルマなら、強くごしごしこすっても、気にならない人もいます。

内藤

淡色カラーは汚れ落としが楽そうですね。

軽トラマニア小泉

塗装の硬さは淡色でも濃色でも同じだから、キズは同じようについているからね。

淡色カラーで小傷が目立たないからと、強くこすりすぎるとキズが蓄積して艶がなくなるから注意が必要だよ。

濃色カラーの場合

濃色車に鳥の糞や虫の死骸が付着した場合、淡色車に比べて被害が拡大する恐れがあります。

それは、濃色車は淡色車に比べ、細かいキズが目立ちやすいことに加え、ボディの温度上昇が高いため、汚れが早期に乾燥して硬く固着する恐れが高いからです。

濃色車は、鳥の糞や虫の死骸が着いたら、できるだけ早く落とすのが望ましいといえます。

また、落とす際も小傷が付きやすいので、優しく汚れを落とす工夫が必要です。

それには水を十分かけて、汚れを柔らかくすることが望ましく、キズをつけないために乾いたテッシュやウェスなどの使用は避けたほうが良いでしょう。

ガラスはキズが付いたら修復できない

ガラスに付着する鳥の糞や虫の死骸は、視界を悪くするのでできるだけ早く取り除くのが安全走行に重要です。

ただし、ウォッシャーを噴射してワイパーを作動させるような方法は、ワイパーゴムを傷めるだけでなく、ガラスに細かいキズをつける恐れがあるので避けたほうが良いでしょう。

鳥の糞や虫の死骸でガラスにキズが付くはずがないと思う方もいますが、鳥の糞には砂などが混じっていることがあるほか、虫の死骸にも周りの砂埃が付着している恐れがあります。

このほか、虫にはカブトムシのように固い体を持つ甲虫がいます。

甲虫がクルマにぶつかると、その破片が細かくガラス面に付着しており、キズをつける恐れがあります。

そしてもっとも重要なことは、ガラスにキズが入ると、プロでも修復が難しい場合もあるので慎重に汚れを落としを行いましょう。

内藤

虫でもガラスにキズが入るんですか?

軽トラマニア小泉

前ニュースで、凄い硬い昆虫がいて、なんでもステンレスの針も刺さらないらしい。まあ、その昆虫の生息地は限られているけど、一般的に昆虫は硬いと思った方がいいよね。

虫除去クリーナーも便利

カー用品店やホームセンターの用品売り場には、虫とりクリーナーが数多く売られています。

そこで、虫とり作業を効率よく進めたいのであれば、ケミカル品を使うのも良いでしょう。

ケミカル用品には、スプレーして虫の死骸に直接吹きかけるものから、拭き取りウェスに薬剤がしみ込ませてありウェスで軽く撫でるようにすれば拭き取れる商品もあります。

内藤

忙しい時にはケミカルを使うのも有効ですね。

軽トラマニア小泉

まあ、クルマ用虫取クリーナーを使えば、かなり簡単に取り去ることが出来るけど、薬剤が強いことが多いから、コーティングをしている場合は、コーティング車対応品を選ばないとね。

市販の虫取りクリーナーできれいにする方法

内藤

虫の死骸落としや鳥の糞落としには、専用クリーナーが売られていますが、どの商品を購入して使用すればよいでしょう?

軽トラマニア小泉

主にシートタイプ、液体タイプ、泡タイプの3種類が販売されているから、それぞれの特徴を解説するよ。

シートタイプは便利だが放置した虫の死骸には不向き

最も手軽に使えるのが、シートタイプです。使うシートにクリーナーの洗剤を染み込ませてあるので、使いたい時にサッと取り出して使える手軽さがあります。

汚れが付着してすぐの場合なら、このシートタイプはかなり優秀なクリーナーでしょう。

こびりついた虫の死骸や鳥の糞(フン)に有効なのが液体タイプ

液体タイプは、鳥の糞や虫の死骸を少し放置して硬くなった汚れに効果があります。とくにシートタイプで落とせないような場合、液体タイプのクリーナーをたっぷり吹きかけると、きれいに落とせる場合が多いでしょう。

使い方としては、そのまま吹きかける方法と、ウェスなどに染み込ませてしばらく放置して拭き取る方法がありますが、商品により長く放置すると塗装が変色する場合もあるので、商品の注意書きを十分確認してから使用しましょう。

液体タイプで諦めるのは早い!泡タイプならかなり優秀

泡タイプの汚れ落としは、鳥の糞や虫の死骸にクリーナーがしっかり留まるので、こびりついた汚れも落としやすいメリットがあります。

液体タイプは、洗剤が流れ落ちてしまうデメリットがありますが、その点、泡タイプは長時間洗剤をとどめておくことが狙いの商品なので、塗装を傷める心配も少なく、ガンコな鳥の糞や虫の汚れを柔らかくして落とします。

内藤

汚れの状況により、商品を選ぶのが大事ですね。

軽トラマニア小泉

シートタイプでもこびりついた汚れは落とせるけど、かなり強くこする必要があるからね。キズをつける可能性があるから注意が必要だよ。

鳥の糞(フン)や虫の死骸を簡単除去するならガラスコーティング

内藤

やっぱり、簡単に鳥の糞や虫の死骸は落とすことが出来ないですね。対策としては気が付いたら早めに落とすしかないという事でしょうか。

軽トラマニア小泉

まあ、実際問題そうなんだけど、ガラスコーティングしていれば施工していないクルマよりかなり取りやすいよ。

内藤

ガラスコーティングをすれば、そんなに簡単なんですか?

軽トラマニア小泉

塗装表面もある程度守っているから、少し放置していても施工していないクルマより塗装へのダメージは抑えられるしね。

コーティングは素晴らしいよ。それじゃあ、実際にどれだけコーティングしていると取れやすいのか解説するよ。

ガラスコーティングしてあればこんなに簡単

鳥の糞、虫の死骸を落とす

この写真は、ゼウスクリアを施工してあるドアに鳥の糞が付着しています。付着した状態を見ただけでも、通常の鳥の糞の付着とは異なることがわかるでしょう。

水を掛けだけで鳥の糞は溶解をはじめ落ちるのが見て取れます。

虫の死骸も鳥の糞も酸

内藤

鳥の糞も虫の死骸も、塗装面に長く付着すると塗装を傷めるということは、コーティングすれば問題なさそうですね。

軽トラマニア小泉

そうともいえないんだよね。鳥の糞も虫の死骸も酸性タイプだからね。どういうことか解説するよ。

コーティングは塗装を守るが酸で劣化する

鳥の糞や虫の死骸は、酸性タイプの汚れでかなり強い酸です。そのため塗装面に付着すると塗装を傷めて表面を凸凹にします。そこでガラスコーティングの登場ですが、ガラスコーティングも強い酸には強くありません。

ただし、ガラスコーティングを施工すれば、塗装まで到達する時間稼ぎになるので、塗装を守れることにつながります。

そして、コーティングしていても、なるべく早く汚れを落としてコーティング被膜の損傷を抑えるのがポイントです。もし長期間汚れの付着を放置すると、コーティングは剥がれてしまい、塗装まで酸が到達して損傷させてしまうでしょう。

長期間汚れを放置したら

鳥の糞や虫の死骸を長期間放置した場合、ガラスコーティングは剥がれています。そのため、その部分は再施工しなければなりません。

また、塗装まで汚れが到達すると、塗装表面を凸凹にします。このような状況になると、研磨して塗装表面を平滑にしなければキレイなツヤは戻りません。

研磨には、コンパウンドを使用しますが、ごく浅い凸凹であればDIYでもコンパウンドでの修正は可能です。

しかし、指で触りかなり凸凹が感じられるような損傷は、プロに相談しなければ修復は難しいといえるでしょう。

内藤

ガラスコーティングしていても、鳥の糞や虫の死骸はなるべく早く落とした方が良いということですね。

軽トラマニア小泉

ガラスコーティングしていれば汚れ落としも簡単だから、普通の洗車できれいになるからね。鳥の糞や虫の死骸は落としづらいと構える必要もないよ。

鳥の糞が落ちる場所に車を止めない

内藤

鳥の糞は、本当に知らない間につくのでイライラしてしまいます。

特に洗車したばかりで鳥の糞爆弾を落とされるとやりきれません。何か良い方法はないでしょうか。

軽トラマニア小泉

虫の場合は、クルマにぶつかる場所をなるべく避けて走ればいいけど、鳥の糞は難しいよね。

でもちょっとした工夫で減らせるんだよ。その辺を解説するね。

鳥はいつも同じ場所にくる

鳥のフン

いつもクルマの同じ場所に鳥の糞が落ちる場合、その場所が鳥にとって好まれた場所と考えられます。

その場所にクルマを止めないのが理想ですが、そうともいかない場合がほとんどです。

そこで、ホームセンターなので売られている鳥よけの用品を購入する方も見られますが、それらの用品は、効果が持続しません。そのため諦めてしまう方も多いでしょう。

鳥が寄ってくる場所は、電信柱や電線、そしてベランダがほとんどです。

もし、電信柱や電線に多くの鳥が寄ってきていたら、電力会社に相談しましょう。

電力会社でネットを張るなどの対策を行ってくれる場合があります。

そして、鳥はいつも同じ行動をしているので、その行動パターンに入る地域を走行しなければ、鳥のフン害を避けられるでしょう。

内藤

たしかに鳥の糞が落ちてくる前の対処法が取れれば一番ですね。

軽トラマニア小泉

自宅の駐車場や職場の駐車場なら、工夫次第で鳥を寄せ付けないようにできるからね。

内藤

ゼウスクリア凄いですね!やっぱりコーティングは大事というのがわかりました。今回も色々と教えて頂きありがとうございました。

まとめ

鳥の糞や虫の死骸がクルマのボディに付着したら、塗装トラブルを避けるためにも早めに除去するのがポイントです。

しかし、中々時間が取れずに放置してしまうことも有るので、その場合は鳥の糞や虫の死骸をよくふやかし、静かにふき取るようにします。

早く落としたいからと、ゴシゴシ擦ると取ることはできますが、細かいキズを塗装表面に作る可能性が高いことを忘れないようにしましょう。

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この記事はこんな人が書いています

軽トラマニア小泉

カスタム・鈑金・コーティングなど自動車関連の業務に30年以上携わり、数多くのカスタムも手掛けてきた実績があります。コペンのデモカーで雑誌K-CARに何度も取り上げられる。大会に出品する車両製作を手伝い全国2位を受賞。

軽トラももちろん所有し、スバルサンバーに赤帽の赤いヘッドエンジンに憧れ換装したほか、ダイハツハイゼットでは、車高を上げて林道を走破しやすい改造や、荷台にスポットライトを増設。また、乗り心地が少しでもよくなるようにと、シートにはアトレーワゴンのシートを移植するなど、数多くのカスタムを行ってきました。 

   
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