スイングアーム(アルミ)にスプレー式ガラスコーティング【シラザン50】を施工してみた

こんにちは。
ガラスコーティング剤の独自ブランド(ゼウスクリア)を展開する日本ライティングの内藤です。

スプレー式本格ガラスコーティング【シラザン50】を施工された方から続々と感想をいただいております。

前回に引き続き、施工者のレビューをご紹介します。

• どのくらい作業時間が短縮されたのか？
• スプレーにしたら余計にムラは発生しないのか？
• 艶や水弾き具合は？

など気になる方も多いと思いますので、既に施工された方のレビューをご参考になさってください。

スプレー式ガラスコーティング剤シラザン50を施工

日本ライティング様から発売されたガラスコーティング剤の新商品、シラザン50です。これからこのシラザン50のレビューを行っていきたいと思います。

今回、シラザン50を施工する対象は、バイクのスイングアーム部分です。

このスイングアームの素材はアルミの鋳物で出来ています。 その表面(鋳肌)の凹凸には汚れが溜まりやすく、またその汚れも大変落としにくいことが今回清掃してみて良く分かりました。(鋳肌に染みこんだ汚れを落とすのに、大量のパーツクリーナーとキッチンペーパーを使ったのです)

スイングアームの状況(清掃前)

スイングアームの状況(清掃後)

この鋳肌の表面処理をしないと今後の清掃時にまた大変なことになる！と思った訳です。

今回の鋳肌のような金属表面にも、シラザン50のようなガラスコーティング剤はうってつけの防汚皮膜となると思いモニターの応募をしたわけです。

梱包内容

シラザン50の梱包内容です。

• 取扱説明書
• A液
• B液
• 透明スプレーボトル
• 洗車用シャンプー
• マイクロファイバークロス
• 保護マスク
• 青いゴム手袋
• 施工シール

施工前

既に清掃は終わっています。なので水を掛けて施工前の撥水状況を確認します。

A液、B液の混合

シラザン50のA液、B液を混ぜ合わせます。

シラザン50の施工

スイングアームの前半分(画面左側)をシラザン50で施工します。

なぜならばスイングアームの後ろ半分は他社製品を施工して、その比較も行いたいと思っているからです。

さて、施工時には結構な量のシラザン50をプシュプシュと掛けてしまいましたが、もっと少ない吹きつけ量でも十分に施工出来そうでした。

シラザン50の施工後の撥水状況

スイングアームの前半分にシラザン50を施工し終わったところです。水を掛けて撥水状況を確認します。

大きめの水玉が出来て、コロコロと気持ち良く転がり落ちて行きます。

シラザン50の未施工部分(後ろ半分(画面右側))にも水を掛けているため、施工済・未施工の撥水状況が良く分かります。

番外編：他社製品との比較

スイングアームの後ろ半分にも他社製品を施工し終わりました。水を掛けて撥水状況を確認します。他製品に比べて、シラザン50では水玉が大きいですね。

また施工表面の色合いも違いが出ていて興味深いです。

商品レビュー

さてそれでは、シラザン50を施工した感想などを書いてみます。

艶

アルミ鋳物において、シラザン50では施工前後で艶・色合いの変化は特段無かったです。

艶についてはアルミ鋳物で鋳肌が凸凹しているため、施工前後での差は生じにくいと思いました。

また色合いについてですが、もしも素材の色合いを微妙に変化させてしまうと、ユーザによっては問題として捉える方がいらっしゃるかも知れず･･･。

そのような意味でとても安全な商品であり、シラザン50のメリットだと思います。

撥水性能

とても良いと思います。防汚性能も期待出来ます。

(なお施工したスイングアームの装着、走行は他の部品調達との都合によりまだまだ先になるため、洗車時の汚れ落ち、撥水などのインプレッションは残念ながら出来ていません)

施工について

スプレー式のため、広範囲を素早く処理するのにとても良いです。宣伝にもあるように、ムラにもなりにくいでしょう。

またスプレーしたら拭き上げるだけなのは時間短縮にもなり、とても助かります。

今回のスイングアームの他にも、アルミ鋳物を使用する箇所としては、フレーム、エンジンブロック、シリンダ、キャブやインジェクション関係の部品などが有ります。

これらの箇所は概して部品が込み入っているとか、表面が凸凹していますが、シラザン50ならスプレーで手軽に施工出来るため、防汚処理もめちゃくちゃはかどることでしょう。(こういう商品が欲しかった！)

シラザン50はまだ残っているため、これらの部分にも施工してみたいと思っています。

その他、施工時はシラザン50のミストが空気中をそれなりに漂いますね。今回は屋内作業だったこともあり、換気扇は必須でした。

なおA液、B液を混ぜる際の分量はそれぞれ同量での混合が基本だと思いますが、混合比を間違えそうなため、例えばA液、B液の瓶にそれぞれ目盛りがあると良いな、と思いました。

その他

他社製品との比較についてですが、シラザン50に比べて他社製品の施工箇所は、ほんの少し濃い目の色合いとなりました。

これは推測ですが、他社製品が入射した光の一部を吸収しているためなのかも知れません。一方シラザン50では、入射光は施工後も変わらずほぼ全反射しているように思われます。

このことが上記「艶」におけるメリットに繋がるものと思っています。

その他、今後、施工箇所の経年変化が興味深いところです。したがって引き続き施工箇所のウォッチ、およびメンテナンスを行っていきたいと思っています。

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