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車の艶出し方法を解説!DIYする際の注意点や対応しているお店は?

車の艶出し方法を解説!DIYする際の注意点や対応しているお店は?

車の艶出し方法としては、大きく分けてカーワックスとボディコーティングの2種類があります。それぞれ異なる良さがあるため、これから車の艶出しをしたいと考えている方は、双方の特徴をしっかりと理解しておくことが大切です。

当記事では、カーワックスとボディコーティングそれぞれの概要を説明するとともに、DIYで愛車の艶出しをする際のポイントなどを解説します。ボディコーティングに対応しているお店の種類や、艶出し効果を長持ちさせる方法も紹介するので、愛車をピカピカにしたいと考えている方は、ぜひ参考にしてください。

車の艶出し方法は大きく分けて2種類

車の艶出し方法は、大きく分けて以下の2種類があります。

カーワックスによる艶出し方法
車の艶出しをしたいときは、車用ワックスを使用するのが手軽な方法です。仕上がりに確かな艶と光沢を感じられるのが、カーワックスを使用するメリットです。

固形や半練り、スプレーなど、艶出し用のカーワックスの形状には種類があります。より艶感がほしい人には、固形ワックスがおすすめです。研磨剤が含まれる半練りタイプは、艶出しに加えて水アカ除去にも役立ちます。最もかんたんに施工できるのは、スプレーコーティングです。

手軽に車の艶出しができるものの、耐久性は1か月~3か月と短期間となります。美しい仕上がりを重視して、こまめに手入れができる人に向いています。

ボディコーティングによる艶出し方法
カーワックス以外の車の艶出しとして、ボディコーティングによる方法もあります。専門業者に依頼するほか、自分で施工できる車用コーティング剤も販売されています。

美しい仕上がりをより長く持続させたい人は、ガラスコーティングがおすすめです。専門業者に依頼した場合は3年~5年、自分で施工できるガラスコーティング剤を使用しても3か月~1年ほど、艶や光沢をキープできます。

コーティング施工による艶や光沢は、カーワックスよりも控えめな仕上がりです。車のボディに被膜を張るような形となるため、傷や汚れに強いメリットも体感できるでしょう。

手軽さを重視する人にはカーワックス、耐久性を重視する人にはボディコーティングがおすすめです。専門業者に依頼するのか、自分で施工するのかによっても、耐久性や仕上がりに差が出ます。

DIYで愛車の艶出しをする際のポイント

車のボディの艶出しは、専門業者に依頼せず自分で施工することも可能です。DIYで愛車の艶出しをする際に気を付けたい4つのポイントを解説するので、DIYによる艶出し施工を検討する際の参考にしてください。

下地処理で汚れや傷・水垢などをしっかり落とす

カーワックスやコーティング剤を塗布する前に、念入りな下地処理を行うのが重要です。

普段車を走らせるだけで、水垢や黄砂、花粉などの汚れが車体に付着しています。カーシャンプーをして塗装面がきれいになったように見えても、排気ガスの油膜など目に見えない汚れが落ちていないことも少なくありません。

汚れや傷・水垢は、車体をコーティングする際の密着具合に影響し、持続性が低下します。また、施工後の仕上がりにも差が生まれ、想像よりも艶や光沢が出ていないと感じる可能性があります。

カーワックスやコーティング剤を塗布する前の下地処理は、耐久性と美しい仕上がりに通じる重要なカギです。少しの手間をかけることで、見違えるような車体のコーティングを生み出します。

カーワックスとコーティング剤は重ね塗りしない

カーワックスとコーティング剤を重ね塗りするのは控えましょう。

カーワックスの艶・光沢とコーティング剤の耐久性のメリットをかけ合わせて、ワックスとコーティング剤を重ね塗りしたいと考える人も少なくありません。しかし、2つを塗り重ねたとしても、上に塗られたほうはうまく定着せず、効果を感じられないでしょう。

場合によっては、重ね塗りすることで不自然なくもりが見られることもあります。カーワックスとコーティング剤のどちらを使おうか迷ったときでも、いずれか一方を正しく使用しましょう。

晴れの日に午前中から作業に取りかかる

車体のコーティングをする際は、晴れの日を選び午前中から作業に取りかかるのも大切です。

下地処理から仕上げまで約10工程をこなす必要があり、丸1日を費やすことが想定されます。特に初心者の場合、朝から始めても完了する頃には夕方か夜になることが多いものです。

午後から作業を始めると、1日で終わらせられず、途中で作業を中断しなければなりません。残った工程を翌日に持ち越せば、夜間のうちに汚れや水滴が付着してしまいます。

汚れや水分は、ワックス・コーティングの密着や仕上がりに影響が出るため、作業日を2日に分けるのは好ましくないやり方です。1日で全工程を完了できるよう、時間に余裕をもって作業に取りかかりましょう。

施工後は水気に晒さない

施工が完了したら、水気に晒さないよう注意が必要です。特に、施工後24時間は、コーティングの定着や乾燥に必要な時間のため、水気のないところに車を保管しましょう。

施工直後に水気に触れると、コーティングの硬化不良を引き起こす可能性があります。「本来の艶・光沢が引き出せない」「コーティング効果の持続期間が短くなる」などの悪影響につながります。

施工後の24時間は、コーティングの定着・乾燥に必要な最低限の時間です。コーティングの完全硬化には、7日~10日ほどの日数を要します。

完全硬化までは、できるだけ水気に触れないよう、屋根付き駐車場での保管やしばらく晴れの日が続く日に施工するなどの工夫を施しましょう。また、秋・冬は夜間にかけて結露が発生しやすく、施工環境には配慮が必要です。

ボディコーティングに対応しているお店の種類

DIYで愛車の艶出しをするのが難しいと感じたら、プロの専門業者に依頼するのも1つの方法です。ボディコーティングに対応している主なお店として、以下の4つが挙げられます。

・ディーラー
・ボディコーティング専門店
・カー用品店
・ガソリンスタンド

どの店舗に選べばいいのか迷ったときは、車を購入したディーラーに依頼するのが手っ取り早い方法です。コーティングのみの注文はもちろん、車検や定期点検などで車を預けた際に合わせて依頼することもできます。

少々値段が高くても、仕上がりの美しさや耐久性を重視する場合は、ボディコーティング専門店に依頼しましょう。車用コーティング剤の種類や作業環境がしっかり整備され、高い専門技術を持ったスタッフが施工してくれます。

自宅や会社の近くでボディコーティングをしたいときは、カー用品店やガソリンスタンドを利用するとよいでしょう。給油や車関連の商品購入のついでに、車のコーティングを依頼できるのがメリットです。

車のボディコーティング施工に対応するお店は多くあるため、施工内容や価格、利便性など、重視する内容にマッチするお店への依頼を検討しましょう。

ボディコーティングの艶出し効果を持続させる方法

ボディコーティングの艶出し効果を持続させる方法は、以下の2点です。

・定期的に洗車する
ボディコーティングをした後も、定期的に洗車することで艶出し効果を長く持続できます。

長期間洗車をせずに放置すると、ボディ塗装面に付いた汚れやシミが落ちにくくなります。洗車する回数の目安は、駐車環境や車体の色によるものの、最低でも月に1度は洗車するとよいでしょう。

洗車する際は、カーシャンプーを使用するのも効果的です。マイルドな使用感の中性のカーシャンプーは、普段使いにおすすめです。弱酸性のカーシャンプーはシミ汚れに、弱アルカリ性のカーシャンプーは油汚れに効果的なので、落としたい汚れに合わせて使い分けましょう。

イオンデポジットによるシミを防ぐため、洗車後は必ず水気を拭き取るのも重要です。

・メンテナンス剤で手入れする
車の艶を維持するために、メンテナンス剤で手入れするのも効果的な方法です。メンテナンス剤を使用すれば、洗車では落としきれない汚れを落とせます。

メンテナンス剤での手入れの目安は、ボディの艶や光沢が薄れてきたと感じたタイミングです。スポンジにメンテナンス剤を乗せてボディに優しく塗布し、水で濡らしたマイクロファイバークロスで拭くだけで作業完了します。

定期的な洗車に、メンテナンス剤での手入れを適宜組み合わせれば、ボディコーティングの効果を長続きさせられます。傷や汚れに強いコーティングを求める人は、ガラス系成分の入ったコーティングがおすすめです。

まとめ

車の艶出し方法の1つであるカーワックスは、ボディコーティングと比較すると艶出し効果の持続期間が短めです。しかし、市販のカーワックスを使ってDIYできるため、手軽に愛車の艶出しが行える点がメリットと言えます。ボディコーティングも市販のコーティング剤を使えばDIY可能ですが、仕上がりのクオリティを求めるなら専門業者に依頼するのがおすすめです。

DIYなら自分が納得いくまで作業でき、車に対する愛着も一層湧いてくるでしょう。作業する時間がない方やDIYでの艶出しに慣れていない方は、ボディコーティング専門業者やディーラーへの依頼を検討してはいかがでしょうか。

   
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