こんにちは。
ガラスコーティング剤の独自ブランド(ゼウスクリア)を展開する日本ライティングの内藤です。
掲示板で以下の質問をされている方がいらっしゃいましたので回答します。
Q:車のルーフに小さい粒上の汚れが無数にあるのですが、何かのフンでしょうか。落とそうと思い、洗車してもこびりついて落ちません。特にアンテナの周りですどうすればよいでしょうか。ちなみにガラスコーティングしているので心配です。
軽トラマニア小泉
それはトンボの可能性が高い。ミツバチもフンをするけど、ピンポイントでフンを投下しないからね。
内藤
軽トラマニア小泉
だいたい木や棒、長いススキの穂のようなところに留まっているよね。
そこがポイントで、ルーフのアンテナはトンボの羽休めに丁度いいのだろう。
内藤
軽トラマニア小泉
周りに田んぼがあるとトンボが多いから被害も比例して多い。
あと、キレイに磨き上げていると、水面と勘違いして産卵する。私の車も良くトンボの卵攻撃にあったね。
内藤
軽トラマニア小泉
その場合は鉄粉取り粘土が役に立つ。
話がそれたけど、トンボのフンがガラスコーティング施工車に付着した場合の落とし方を解説するよ。
田園風景が広がる風光明媚な場所には、多くのトンボが夏から秋にかけて飛んでいます。トンボももちろん食事をするのでフンをしますから、その地域に停車している車などに糞害が起きます。
トンボは、何かに止まっているときにフンをするようなので、車のアンテナは絶好の場所といってよいかもしれません。
トンボのフンの特徴は、茶色もしくは黒の細長い形状が多く、乾燥すると固くこびりつきます。
そして、太陽のもとで紫外線を浴びるとさらに硬く固着して水洗いだけでは落ちにくくなります。
昆虫を捕食する肉食生物ですから、そのフンには昆虫の成分であるたんぱく質が含まれています。また、無機リンも多く含まれるので無機質のカルシウムも含まれます。
とは言ってもフンは小さい汚れなので、爪の先で擦るとポロポロと落ちてきますが、ボディにキズが付くのであまりお勧めできません。
また、ガラスコーティングしていると耐スリキズ性能が高いとはいえ、あまり強く擦れば、やはりキズが付く可能性があります。
そこで、ガラスコーティング施工車に付着したトンボのフンをキレイに落とすには、水をかけてふやかして落とすとよいでしょう。どうしても取れない場合は、虫落としクリーナーを使うと落とすことができます。
ただし、フンには変わりがないので、長期間放置していると酸化してガラスコーティングにダメージを与えるので、見つけたら出来るだけ早く取り除いた方が良いでしょう。
内藤
軽トラマニア小泉
虫落としクリーナーを選ぶ時は、車のどの部分にも使える商品が安心だよ。
内藤
軽トラマニア小泉
肉食のトンボのフンは昆虫成分のたんぱく質が含まれるから効果があると言うことだよ。
内藤
軽トラマニア小泉
どんな場合に再施工が必要なのか解説するよ。
トンボのフンは、ルーフのアンテナ周りに付着することが多いので、背の高い車は注意が必要です。自分の目線よりルーフが高いとトンボのフンを見つけるのが遅くなり、ルーフに施工してあるガラスコーティングが傷む恐れもあります。
トンボのフンの成分は、昆虫を食しているので、リン酸が多いとされており、このリン酸は工業用で鉄処理にも使われます。つまり鉄を溶解する力があるので、長期間付着させているとガラスコーティングにも影響が出る可能性があります。
そこで、背の高い車でルーフに無数のトンボのフンが発見され、洗車しても落ちないシミがあるようなら、その部分は再施工しなければならない場合があるでしょう。
ただし、時間と共にシミも消える場合もあるので、シミがあるからとすぐに再施工に踏み切る必要はありません。
1カ月程度様子を見てシミが薄くならないようなら、残念ながら再施工を決めるとよいでしょう。
内藤
軽トラマニア小泉
昆虫のフンの中ではかなり厄介であることを覚えておいた方がいい。
内藤
軽トラマニア小泉
そして、鳥も昆虫を捕食しているから、成分がトンボのフンも似ている。
ということで、ルーフにアンテナがある車なら、トンボの発生時期は、ルーフをよく確認することだね。