こんにちは。
ガラスコーティング剤の独自ブランド(ゼウスクリア)を展開する日本ライティングの内藤です。
車の樹脂パーツ(プラスチック)は、経年劣化で白化してしまい、専用の艶出し剤や古くからシリコンスプレーで黒く戻す・劣化防止対策を多くの方がされています。
でも、白化したプラスチックにシリコンスプレーを用いた劣化防止対策は、皆さん以下のような問題で悩まれています。
未塗装樹脂にシリコーンを塗って黒くはなりますが一週間くらいしか持ちません。古い車ではもう駄目なのか?長持ちさせる裏技とかありませんか?
島田
なんで黒く戻るのか、その辺を理解しないと長続きしない理由がわからないかもね。その辺を踏まえて回答するよ。
未塗装樹脂が経年劣化で白化する理由は、紫外線により樹脂にクラックが入るからです。そのクラックに光が入ることで、光が反射して白く見えています。
つまり、光が入り込むクラックを無くせばよいので、シリコーンオイルを塗るとクラックが埋まり、白化が収まります。また、オイルなので艶出し効果があり黒くテカテカにできます。
しかし、オイルなので均一にいつまでも定着していません。風雨や洗車によりシリコーンオイルは流れ落ちますから、長期的に未塗装樹脂を復活させることは難しいです。
よって、こまめな塗布が必要になります。
このほか、白化部分にシリコーンオイルを直接塗ると、効果は持続しません。まずは汚れをキレイに落とすことがポイントです。
それには洗車して余分な油分を落としてから、水分をよく拭きとります。その後、シリコーンオイルを塗布します。
シリコーンオイルを塗布後、薄く塗れば塗布後に乾拭きする必要がありません。ただし、塗りすぎてしまうと、ホコリや汚れを吸着させるので拭き取りが必要です。
また、塗りすぎると、ムラが発生するほか、雨によりボディに流れ落ちるとシリコーンオイルのシミが出来る場合もあるので、薄く塗り伸ばすようにします。
これさえ守れば数週間ほど黒いツヤが持続するでしょう。
内藤
島田
でも、シリコーンオイルはシャンプー洗車で取れてしまうから保護できる期間は短い。
長く留まる方法があるといいという事。あとは汚れをキレイに落とすことが重要。
内藤
島田
それをキレイに落とすとシリコーンオイルも1カ月近く持つかもしれない。まあ、クルマの使用環境にもよるけどね。
でも、そんなことを気にしなくてもよい商品として注目されているのが樹脂コーティングかな。
内藤
島田
どういった商品があるのか解説するよ。
コーティングは、ボディやフロントガラスには定番になっていますが、未塗装樹脂用のコーティングも販売されています。
中には復活剤と呼ばれる商品もありますが、復活剤は黒さを取り戻せますが持続性はありません。
そこで、樹脂専用のコーティング剤がおすすめです。
樹脂専用のコーティング剤としては、3カ月程度から1年の持続期間といった商品がほとんどですが、日本ライティングから販売される樹脂コートは、3年間自然なツヤと発光が続きます。
内藤
そもそも復活剤とは何が違うのでしょうか。
島田
つまり、白化している部分の汚れを落として、白化原因のクラックを埋めて黒さを取り戻しているんだけど、定着してその効果の持続期間が違う。
内藤
島田
廃盤で手に入りにくいからコート剤でコーティングすれば、いつまでも綺麗な状態に保てるからね。
また、古くて白くなったモールにも使用すれば黒く戻るし、未塗装樹脂が白化するのを忘れるほど黒くきれいな状態が続くよ。
内藤
ゼウスクリアの特徴