こんにちは。
日本製LEDヘッドライトの日本ライティング内藤です。
※日本製LEDヘッドライトの特徴についてはこちらをご覧ください。
「H4」や「HB3」等々と一般的にハロゲンバルブは表記されますが、どのような意味があるのでしょうか。
数字表記が何を表現しようが直接的に車両交換への影響はありませんが、どのような意味があるのかを知ることでもっとクルマいじりが楽しくなるはずです。
内藤
今まで何気なく「H4」や「H11」や「HB3」と表現?表記してお話しておりましたが、そもそもH4のHやHB3のHBって何を表現しているのでしょうか。
また、HやHBの後ろにある「4」や「3」といった数字の意味も教えて欲しいです。素朴な疑問ですみません。
島田
難しいことではないからしっかりと見ていこう。意味を知るとクルマのカスタムがもっと楽しくなるよね。
カーディーラーや修理工場等にクルマを預けて交換する場合を除き、自分で車両のバルブ交換をするときは、必ずと言っていい程、自身のクルマの適合するバルブを確認しているかと思います。
その際に出てくる「H4」や「H7」,「HB3」といったアルファベットと数字は、ヘッドランプバルブ・フォグランプバルブの規格を表現しています。
「H」から始まるバルブは、ハロゲンガスを用いたバルブであることを表現しております。「HB」から始まるバルブも同様にハロゲンガスを用いたバルブであることを表現しています。
つまり、H4のHは、Harogen のHということです。また、HB3のHBは、Harogen Bulbの頭文字を繋げHBとしたものとなります。意味は全く同じです。
表記の違いは欧州規格のものかアメリカ規格によるものかの違いとなります。他意はありません。
後に続く数字は形状や大きさを区別するために付けられております。用途に応じてハロゲンバルブを区別するために各種数字や表記を変えております。
クルマのハロゲンバルブと一口にいっても用途や大きさがマチマチであるため、それを判別するために附番されていったものです。それぞれのバルブで規格が異なるため、基本的に互換性はありません。
ヘッドランプもフォグランプも重要保安部品であるため、誤装着防止策の一つとしてでも各種それぞれ附番されています。
考え方の例として、乾電池の種類をイメージしてもらえば分かりやすいかと思います。一口に乾電池といえど、単一、単二、単三等々と大きさ用途に応じて呼称が異なりますよね。それと考え方は同じです。
・ハロゲンバルブのアルファベットや数字はヘッドランプ・フォグランプバルブの規格を表現
・H4、HB3という呼称は、欧州規格、アメリカ規格の違いはあれど、全てハロゲンガスを用いたバルブであることを表現
・バルブ表記の考え方は乾電池の種類分けと同じ