こんにちは。
ガラスコーティング剤の独自ブランド(ゼウスクリア)を展開する日本ライティングの内藤です。
ガラスコーティング剤には特徴の異なる様々な商品がありますが、すべての商品で「施工後、水に濡れないように保管する」と注意書きがあります。
では、「結露」はどうなのでしょうか。結露について質問されている方がいらっしゃいました。
「車のコーティングについてDIYでガラスコーティングを施工しようと思います。「コーティングを施工した後は12時間水に濡らさない」商品や「48時間濡らしてはいけない」等の商品が多いです。
関東地方は今の時期、雨が少なく乾燥が続いています。しかし最近では朝方寒く、結露が多くなりました。
結露も水分なのでやはり今はやめた方が良いのでしょうか?それとも朝早めに施工を終わらせれば大丈夫ですか?
YouTubeなど参考にしましたが結論に近い情報が無く質問させてもらいました。宜しくお願い致します。」
島田
であれば、結露に関する疑問もわからなくもない。
内藤
それとも施工しない方がいいのでしょうか。
島田
だから、●●時間濡らさないようにと注意書きがあれば、その間は結露もだめという事。その辺を含めて解説するよ。
結露は、温度差により発生するのはご存じでしょう。
つまり、日中の温かいうちは、空気の中により多くの水分を含むことができますが、冷えてくると水分を保持できなくなり結露となります。
一般的に外気温が低い時期(冬)ほど結露が発生しやすいと言えます。
そして、この結露は水分なので、コーティング施工して表面硬化が終わるまでに付着してしまうと、白濁やシミなどの原因となります。
よって、ほとんどの商品は結露が発生する状況下では施工できません。
そのようなコーティング剤を施工する場合は、ガレージ内での施工となりますが、冬場は、コーティング剤の硬化が不十分となる商品が多いです。
つまり、硬化に最適な温度と湿度ではないので、ガレージ内で施工しても商品に記載してある硬化時間で硬化するとは限りません。
内藤
島田
でもね、日本ライティングのゼウスクリアはちょっと違うんだよ。その辺を解説するね。
ガラスコーティングの多くは、硬化条件として温度と湿度が決められていることがほとんどです。
そのため、暑すぎても寒すぎても理想の硬化反応が起きずに施工後の仕上がりに影響が出ます。
そのため、プロの施工店では、理想の環境になるように作業場を整えています。
しかし一般の方は、そのような方法を取れません。そこで開発されたのが温度や湿度に左右されないコーティング剤(ゼウスクリア)です。
硬化反応に特殊な方法を取り入れ、温度や湿度に左右されずに硬化します。
また、施工後3時間すれば水に濡れても問題ありません。湿度が高い梅雨時期でも施工が可能で、寒い冬のように温度が上がらなくても硬化します。
よって、夜露が落ちる時期でも陽が落ちるまでに施工が完了していれば問題ないと言えるでしょう。
気象庁のホームページにある気温と湿度のデータを参考にし、湿度が高くなり始める時間帯までに硬化が終了するよう施工すれば問題ないでしょう。
詳細はこちらの記事で解説をしています。
内藤
島田
https://www.zwebonlinestore.com/blog/coating/3915/