こんにちは。
日本製LEDヘッドライトの日本ライティング内藤です。
※日本製LEDヘッドライトの特徴についてはこちらをご覧ください。
本来ハロゲンバルブより明るいはずのLEDバルブが車検で光量が足りない事例がよく起きます。その原因は一体どこにあるのか、簡単にわかりやすく解説します。
目次
内藤
島田
内藤
島田
車検で落ちてしまうLEDバルブは、光が路面に届いていません。
そのため、LEDバルブがどんなに明るくても路面に光が届くよう設計できていなければ、テスターは光量不足と判定するのです。
内藤
島田
内藤
島田
いくら明るいLEDバルブでも、光を路面に当てることができなければ暗いLEDバルブという事です。
これは、LEDバルブの製品の作りが大きく影響します。ハロゲンバルブの光源に近い作りであれば、路面に光が届く配光が得られるでしょう。
そのため、LEDバルブがどんなに明るい性能であっても、設計の違いで路面の明るさは全く異なりますから、メーカーによって路面を照らす明るさは同じではありません。
内藤
島田
リフレクターとは日本語で反射板といいますが、その名の通りLEDバルブが発した光を反射させて路面に効率よく光を集光させるパーツです。
例えば、豆電球を光らせたときに光は拡散して目的の場所を照らすことはできません。しかし、反射板を備えた懐中電灯であれば、目的の場所を照らすことができます。これがリフレクターの役目です。
このリフレクターが、クルマにも使用されており、LEDバルブの光を効率よく路面に集光させて照らしています。
内藤
島田
クルマのヘッドライト内にあるリフレクターは、ハロゲンバルブの発する光を効率よく均一にして照らせるよう設計されています。
そのため、ハロゲンバルブが発光する場所と同じ位置で光を発しなければリフレクターは計算通りに集光できません。
そのため、LEDバルブのチップの位置が重要であり、この位置がハロゲンバルブの発光点と限りなく同じ位置にあることが車検で光量不足を指摘されない方法です。
内藤
島田
リフレクターの特性を理解して作られたLEDバルブでなければ、ハロゲンバルブと同じ照射位置を最大の光量で照らすことができない。
だからLEDバルブの設計は重要なんだね。
車検で光量が足りないLEDバルブは、ハロゲンバルブと同じ位置に光源がないことが原因です。
光を集光するリフレクターは、ハロゲンのフィラメントに合わせて作られているので、当然LEDバルブに取り付けられたLEDチップもハロゲンバルブのフィラメントと同じ位置で発行しなければなりません。
中国製などの安い製品では、そこまで計算されて作られていないことがほとんどなので、このように車検で光量が足りない不具合が起きます。