こんにちは。
日本製LEDヘッドライトの日本ライティング内藤です。
※日本製LEDヘッドライトの特徴についてはこちらをご覧ください。
ハロゲンバルブとHIDバルブの違いは、「明るさ」や「色味」であることが知られています。
しかし、実際にどの程度の違いがあるのか説明する場合、人それぞれ感じ方に違いがあり、上手く違いが伝わらないこともあります。
そこで、ハロゲンバルブとHIDバルブを簡単に見分ける方法をご紹介します。
目次
内藤
質問の内容は、ハロゲンバルブとHIDバルブの見分け方だったのですが、私としては点灯時にハロゲンは、ぼんやり光る程度という答えしかできなかったのです。
それで、もっと良い答えがあれば教えて欲しいのですが。
島田
でも純正HIDバルブがどんな装備方法だったか知ることで、答えも導きやすくなるからその辺を解説しよう。
クルマのヘッドライトには、2灯式と4灯式が主流です。(最近は純正LEDで3眼などもある)2灯式の場合は、ロービームとハイビームを兼用したバルブ(H4やH19など)なので、ハロゲンバルブを使用しています。
ただし、古いホンダなどの2灯式ではHIDを使用していました。
4灯式では、ロービームとハイビームでバルブを分けることができるので、ロービームをHIDとして、ハイビームはハロゲンバルブとする仕様が多く普及しています。
ハイビームをハロゲンにする理由は、ハイビームはパッシングに使用するためです。反応速度が遅いHIDバルブは、パッシングに向かないことからハイビームはハロゲンバルブを使用しています。
内藤
島田
HIDとハロゲンとでは、明るさやライトの色が異なります。そして、点灯からMAXの明るさになるまでのスピードがHIDではハロゲンより時間がかかります。
明るさや色の違いは、4灯式の場合はハイビーム点灯してライトをのぞき込むことでわかります。もしロービームにHIDを使用していれば、ロービームはハイビームより白くそして明るく光っています。
また、点灯スピードもHIDは遅いので、ライト点灯を誰かに行ってもらい自分でライトの点灯状況を確認してみるとよいでしょう。HIDが点灯する時には、最初に青白く光り、次第に白い色に変化してきます。
内藤
島田
HIDをLEDバルブに交換する場合は、専用のLEDバルブキットを購入する必要があります。というのも、HIDの場合は、カプラー形状が異なることと、HIDの点灯に必要なバラストと呼ばれるパーツが装着されているからです。
そこで一般的なキットでは、純正バルブとバラストを、LEDキット(コントローラー)に置き換える必要があります。
この他、純正バラストを残したままLED化する商品もあるので、自分の予算と使い方に合わせて選ぶとよいでしょう。
内藤
島田
純正HIDとハロゲンバルブの違いは、完全点灯までの時間の違いと、明るさと色味が大きな違いです。HIDは、点灯初期では青白い色に点灯し、徐々に白色になります。電球色より、かなり白い色であることが特徴です。
ハロゲンバルブは、黄色みがかった電球色が特徴です。これらの違いを見比べて、バルブの判断の際に活用ください。