こんにちは。
日本製LEDヘッドライトの日本ライティング内藤です。
※日本製LEDヘッドライトの特徴についてはこちらをご覧ください。
ダイハツタントは、軽自動車最長となるホイールベースで長い室内空間を手に入れて使い勝手が良いことから、幅広いユーザーから支持を受けているクルマです。
タントにはメーカーがカスタムしたそのグレード名もカスタムと呼ばれるスポーティーな仕様が初代から存在します。
そのおかげもあってか、自分好みにタントをカスタムする人が多く、フォグランプも個性のあるスタイルに変える人が多く見られます。
そこで、タントにはどんなフォグランプが使用されているのか、そしてカスタムはどのようにすればよいのかご紹介します。
内藤
でも純正は暗いから明るくしたいというのですが、いつからタントはLEDフォグランプになったのでしょうか。
島田
それ以前はハロゲンバルブを使用していたんだよ。
内藤
島田
初代タントは、2003年に登場してNAエンジンとターボエンジンがラインアップされていました。グレード構成も5種類から出発し、上級グレードのXリミテッドにフォグランプが標準装備されていました。
その後、2005年にエアロバンーパーでスポーティー―な演出をしたカスタムが登場し、このモデルにもフォグランプが標準装備されていました。
Xリミテッドとカスタムとではフォグランプの形状が異なりますが、使用されているバルブはどちらもH8ハロゲンバルブを使用しています。
2007年にフルモデルチェンジをして2代目となるL375S/L385Sタントが登場します。フォグランプは、リミテッド以下はオプションとなりました。
カスタムからはフォグランプが標準装備され、前期モデルは先代モデルのフォグランプ形状を踏襲しています。
しかし、2010年のマイナーチェンジでフロントバンパーとフロントグリルの形状が変わり、それに合わせてフォグランプも先代からの横長のランプから丸形に変更されます。
フォグランプに使用されるバルブは、前期も後期も同じH8ハロゲンバルブを採用していました。
内藤
島田
3代目タントは、2013年にフルモデルチェンジを行い発売が開始されました。
2代目ではフォグランプが標準装備にないグレードもオプションで選べましたが、3代目はカスタムグレードのみ標準装備となり、他のグレードにはフォグランプの設定がありません。
3代目タントは、デザインをかなり大きく変え、フォグランプも軽量化で省エネタイプの樹脂製となり、バルブは消費電力が少ないH16ハロゲンバルブを採用します。
2015年にはマイナーチェンジを行い、今までフォグランプはカスタムしか採用されていませんでしたが、このマイナーチェンジを機に、ターボグレードにもフォグランプが標準装備されます。
そして、このマイナーチェンジからフォグランプはLEDを採用します。
2019年に4代目タントに変わり、大きくデザインを一新しました。
また、フォグランプはカスタムRSセレクションとカスタムXセレクションの専用装備となり、オプションで選べるグレードは、セレクション以外のカスタムRSとカスタムXのみです。
それ以外は、アクセサリーからフォグランプを選ぶことになります。
装着されるフォグランプは、LEDフォグランプとなりますが、アクセサリーカタログからオプションで装着するグレードによりバンパー形状が違うので、フォグランプのスタイルがかなり変わって見えます。
内藤
島田
内藤
島田
内藤
島田
L375S/L385S2代目タントは、フォグランプだけでなく車両へのカスタムも盛んに行われている車種の1台です。
多くのカスタムパーツが販売されているので、パーツ選びには苦労しませんが、その代わりに粗悪品も多いのも事実です。
そこで、カスタムパーツを手に入れる場合は、値段に釣られて購入しないことが失敗しない方法です。
特にフロントバンパースポイラーを交換して取り付ける場合は、純正フォグランプを使用するのか、他の車種のフォグランプを使用するのかあらかじめ確認することと、フォグランプの取り付けや配線方法も気にしなければなりません。
この2代目タントの最大の特徴は、同じ2代目でも前期と後期でフォグランプ形状が異なることです。
前期型のタントのフォグランプは、横長のレンズが特徴でバンパの下側左右に取り付けられています。
前期型が登場した当時は、フォグランプを明るくする場合、高効率ハロゲンバルブに交換するか、HIDキットを組む方法の2種類が王道でした。
もちろん、その後LEDバルブが発売されLEDに交換する人も現れましたが、現在のLEDに比べてLEDバルブの冷却をしっかり行っていないことから、早期に点灯不良を起こす不具合が多発しました。
また、光量も足りず、白いだけで今のLEDバルブのような明るさはありませんでした。
当時のLEDバルブの状況を知っている人が、今もタントカスタムに乗っていると、LEDバルブに交換をためらう人もいますが、日本製のしっかりしたメーカーが発売しているLEDバルブを使用すれば、明るさもそして寿命も満足できることでしょう。
2010年に後期型にマイナーチェンジを行い、フォッグランプの形が丸形になったとはいえ、使用されているバルブはH8ハロゲンバルブを使用していました。
H8ハロゲンバルブは、12V35Wと消費電力がそれほど高くないので暗いと感じる人が多く明るくするカスタムが行われるようになります。
2010年登場当時は、LEDバルブでカスタムするよりHIDにカスタムすることが主流で、青みの強い8,000ケルビン以上のHIDをファッションで装着する人が多くいました。
今では、H8ハロゲンバルブに対応したLEDバルブが多く販売されているので、簡単に明るくするカスタムが主流となっています。
そして、おしゃれに2代目タントのフォグランプをカスタムするのなら、日本ライティングから販売されている2色切り替えタイプのLEDも候補として考えても良いかもしれません。
ホワイトとイエローの2色切り替えを、手元のフォグランプスイッチ操作で簡単に切り替えることができます。
気分に合わせて使用できるほか、悪天候時の視認性を上げることが可能なので、装着したいカスタムパーツの一つです。
内藤
島田
内藤
島田
初代から3代目前期までは、フォグランプにハロゲンバルブを使用しているので、普通にバルブ交換する要領でLEDバルブに交換するカスタムを楽しむことが可能です。
基本的にバルブ交換は、タイヤハウス内からフェンダーライナーを外すことでフォグランプバルブにアクセスが可能です。
初代タントと2代目タントはH8、3代目の前期はH16のハロゲンバルブを使用しているので、対象のLEDバルブを用意すれば簡単に交換が可能です。
タントのフォグランプには、H8、H16そしてLEDと3種類の光源が使用されています。
3代目までのタントのフォグランプであればバルブ交換の要領でLED化できますが、最新のフォグランプのカスタム方法は、ユニットを交換するなど作業が必要となります。
たとえば、その当時販売されていなかった2色切り替えLEDバルブを2代目タントに活用することで、全く新しいカスタムの世界が広がると思います。