内藤
島田
内藤
島田
さて今回の質問は、SDカードが挿入されていても録画がされない要因があるのか。という内容です。
まず初めに回答から申し上げると、録画されていない要因は多数存在します。その中にはドライブレコーダーの故障といった不具合も含まれるのですが、今回は、故障ではなく録画されない理由について解説をしていきます。
実際問題として、かなりの方が間違った考え方や、扱い方により録画できなくなる状況もありますので、あてはまるものがないかチェックしてみましょう。
SDカードの容量がいっぱいになっても、古いデータが消去されないタイプのドライブレコーダーで発生しやすいトラブルです。
SDカードの容量にもよりますが、定期的なフォーマットを心がけるようにしましょう。
ドライブレコーダーというのは、頻繁なデータの取得と、記録媒体への保存、上書きが常に行われています。パソコンやスマホでの使用とは比べ物にならないほど過酷な状況で使用されるSDカードである為、知らぬうちにSDカードが劣化している場合があります。
特に純正のドライブレコーダーの場合は、性能評価された純正SDカードを使用する事が大切です。
純正SDカードは、市販品と比べると、記録時間も短い事が多く、一見取り換えた方が、記録時間も長くなり良いように感じますが、市販品SDカードは、車載器としての使用を目的に製造されていない事が多く、継続的な性能を得られない場合があります。
SDカードの要因により記録できない場合が多数ある事が分かりますね。他にも緊急録画を行う為のGセンサーの感度設定が低いと、衝撃の度合いによっては映っていない事もありますので、設定を変えながらご自身で確認する事が必要でしょう。
ドライブレコーダーは、取り付けた後のメンテナンスを怠る方が非常に多いです。SDカードの定期的なフォーマットや、映像チェックなど日ごろから実施し、いざという時の為にドライブレコーダーを万全な状態に保つ事が重要です。
皆さまも、SDカードは消耗品という認識を持ち、しっかりと録画ができているかを定期的にチェックしてみてくださいね。詳しくはこちらで解説をしています。