こんにちは。
ガラスコーティング剤の独自ブランド(ゼウスクリア)を展開する日本ライティングの内藤です。
内藤
以下のような質問を掲示板でされている方がいらっしゃいました。
スチールホイールにガラスコーティングは施工できるのでしょうか?
軽トラマニア小泉
必ず塗装してコーティングしてある。でなければ、すぐに錆びだらけになるからね。
ということは、ボディと変わらないからガラスコーティングできるよ。もう少し詳しく解説するね。
アルミホイールが全盛となりスチールホイールを装着する車はめっきり少なくなりました。
しかし、スチールホイール独特の雰囲気が好きな方も多く、インパクトを狙って装着する方もいます。
スチールホイールは、鉄のホイールなのでそのままではサビが発生します。
そこで、塗装をしてサビからホイールを守っていますが、走行していると飛び石などで傷が付いてサビが発生します。
そこで効果的なのが、ガラスコーティングです。塗装したスチールホイールは、車のボディと同じ条件なので、問題なくガラスコーティグを施工できます。
ガラスコーティングを施工する場合、新品なら良く洗い脱脂してから施工すればよいですが、長く使用したスチールホイールの場合は傷が付いてサビがある場合も見られます。
その場合は、サビを落としてキレイにしてからコーティングします。
また、ホイールは地面に近く様々な汚れが付着しやすいので油分も多く付着します。
そのため、脱脂作業を入念に行わないとムラのある施工になってしまいます。
ガラスコーティング施工で得られるメリットは、ブレーキダストなど汚れが付着してもすぐに洗い流せることや硬いガラス被膜により傷がつきにくくなることです。
スチールホイールの見た目をいつまでも新品のキレイな状態に保てるので、古臭さを感じさせないでしょう。
内藤
でもサビがある場合は、すべて錆を落とす必要がありそうですね。
軽トラマニア小泉
内藤
軽トラマニア小泉
だから塗膜の下にサビがある場合、その部分の塗膜が剥がれるからね。
場合によっては、かなり広く塗膜が剥がれるから、せっかくガラスコーティグしても勿体ないと言うこと。
内藤
軽トラマニア小泉
内藤
軽トラマニア小泉
その辺を踏まえてサビがある場合の対処方法とガラスコーティングについて解説するよ。
スチールホイールは、長く使用していると次第にサビが発生して見映えが悪くなりますが、このサビは、車の走行に危険を及ぼすため、できるなら早めに対処したほうが良いでしょう。
ホイールは、ぶつけたり、擦ったりして傷が付かなくても鉄粉や走行中の飛び石などの影響からサビが発生します。
また、ホイールキャップを装着した経歴があると、その部分が擦れてサビが出てきます。
サビがある場合は、サビ落としをして、塗装をしてしまいましょう。
サビは、塗膜の下に広く広がっている場合もあるので、サビが見える部分より2回りほど広めに研磨するようにします。
用意するのは、サビを落とせる粒子の粗い80番や120番と言ったサンドペーパーが良いでしょう。
もちろんワイヤーブラシでも使用できます。
サビ落としは、ツルツルになるまで研磨することです。
もちろん、サビは鉄を侵食しているので、細かいピンホールが発生していますから、そこまでキレイにする場合は、鉄をサンダーなどで削る必要がありますが、DIYではそこまでしなくてもよいでしょう。
次に塗装ですが、市販の鉄用の塗料を購入して塗ります。
スプレー式のほうがキレイな塗装の肌になりますが、広く飛び散るのでマスキングが必要になるため、刷毛塗りでも良いでしょう。
刷毛塗りは、刷毛目が目立つと思われますが、塗料の乾燥時間を調整すると刷毛目が消えるのでキレイに仕上がります。
塗装後は乾くまで時間がかかりますが、市販の油性塗料を使用した場合、完全硬化まで2週間程度かかると言われているため、ガラスコーティグは塗装してから2週間以上空けてから行うようにするとよいでしょう。
次に、DIYで対応が難しいサビ落としは、リム部分やホイールナットの締め付け部分がサビている場合です。
リム部分にサビが発生し落とした時に空気漏れが起きる場合があります。また、ホイール締め付け部分がサビると強度が心配になるでしょう。
リム部分やナット締め付け部分にサビが多く発生している場合は、業者にて修正も可能ため相談をおすすめします。
しかし、修理費用が高いため新品のスチールホイールを手に入れたほうが安上がりです。
内藤
軽トラマニア小泉
そうするとブリスターと呼ばれる膨れがおきるから、塗装したら時間をおいてガラスコーティングするといいよ。