2020年1月、令和に年号が変更されて1年も経たずして衝撃的なニュースが走りましたよね。
”海外から帰国した方が新型コロナウイルスに感染した”
それからというもの瞬く間に感染者は増え非常事態宣言が発動されるほどに。日々情報が報道されるものの自身に必要なウイルス知識は手に入れているのでしょうか?
そもそもウイルスとはなにか基本的なことを知ることで適切な危機管理ができることでしょう。ウイルスのことを詳しく知らない方にとってもわかりやすく説明しますので、ぜひ最後まで読み進めてください。
目次
受験生の子をもつ母親
ウイルスの先生
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ウイルスの先生
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ウイルスの先生
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ウイルスの先生
細菌といって一番私たちに身近な存在に大腸菌などが挙げられます。ヨーグルトなどでも知られるビフィズス菌なども同じです。
比べてウイルスとして有名なのはインフルエンザウイルスなどが挙げられます。両者ともに感染症の病原体として見た際は区別をつけることがとても困難とはいうものの大きな差がいくつかあります
大腸菌とインフルエンザウイルスを例えに出すと一つ目の大きな違いがサイズの違い。大腸菌が4マイクロメートル(4㎛)
インフルエンザウイルスが100ナノメートル(100㎚)
つまり光学顕微鏡では細菌は確認できたとしてもウイルスは確認することができないほど小さいものになります。
両者の違い2点目に増殖の仕方があります。細菌は原始的な細胞であり、独立しています。つまり人工下でも栄養があれば自己増殖できるということ。
それに比べてウイルスは自己増殖できません。ウイルスが独自に持っている物は遺伝情報のみで遺伝情報を複製し増殖するためには細胞に侵入し細胞に寄生する必要がある。
ウイルスの先生
受験生の子をもつ母親
ウイルスの先生
これは東京大学によって世界初の実験結果としてニュースでも有名になりました。
受験生の子をもつ母親
ウイルスの先生
そもそもウイルスによる感染の仕組みは最新技術をもっても判明していることは少ない。つまりよくわかっていないのです。
忘れがちなことですが、ウイルス(病原体)が体内に侵入したとしても必ず発病するわけではないのです、いや正確に言うと症状に気づくわけではないのということ…例えば新型コロナウイルスでもこのような事象は起きています。
パキスタンの首都でコロナ感染者の最大95%が無症状だったということが報道されたほど。
【9月9日 AFP】パキスタンの最大都市カラチ(Karachi)で確認された新型コロナウイルス感染者のうち、最大95%が無症状だったことが、8日に報告された調査結果で明らかになった。
それに比べ判明していることが多い風疹・麻疹ウイルスでウイルスの症状が出るまでのメカニズムを説明しましょう。風疹・麻疹などのウイルス感染では、発疹が症状として出ることが多いです。これは、ウイルスが大量発生している皮膚の粘膜組織にて人間本来が持つ免疫反応が起こっているからとみられています。
細胞がウイルス感染することでウイルスを排除するため体内を守る警備隊のような物質が集まり倒す、これが免疫反応で、この結果産物が肌に症状として出てしまっているのです。
もともと体を守る作用なのですが、この場合は症状として出てしまうのです。
受験生の子をもつ母親
ウイルスの先生
良い面は体に侵入した病原体を倒してくれたり、悪いことは免疫作用が強すぎて自分自身を傷つけてしまうことなど…さきほど説明したものの身近な事例は花粉症とかも挙げられるね。
受験生の子をもつ母親
ウイルスの先生
受験生の子をもつ母親
ウイルスの先生
ウイルスに対する最大の効果策はワクチンを打つこと。ワクチン接種によって感染前にウイルスに対する免疫を持つことで、ウイルスは体内で生き残ることが出来ません。
しかしながらワクチンを打っていたとしても感染してしまうこともあります。
そのような時は感染後の薬の服用が重要になります。
受験生の子をもつ母親
もし新しいウイルスが発生した時はワクチンもないじゃん。ワクチンができるまで時間がかかるって聞いたし、どうするの?
ウイルスの先生
それはなぜかというとウイルスは基本的に野生動物が持っていたもので、何らかのきっかけで人間世界に感染してしまったというケースがほとんどなんだ。
だからそれほど恐れる必要はないんだ。けれど新型ウイルスはどうしても怖くなってしまうよね。対策は身近なところにあって、いつもよくやっていることだよ。そう、手洗いうがいなどの衛生管理だよ
受験生の子をもつ母親
ウイルスの先生
よく母子感染というワードで耳にしたことがある感染の仕方になります。妊娠中、及び出産の際に赤ちゃんに母親から病気が感染してしまうこと。
こちらがよくニュースでも聞いたことがあるものでしょう。水平感染は4種類に分かれます。接触感染、飛沫感染、空気感染、媒介物感染。
水平感染の内のひとつ、接触感染の対策として、日本コーティングが開発したZeusclear 抗細菌/抗ウイルスコーティング剤があります。
このコーティング剤は、一般的なアルコール消毒とは違い、頻繁に触る箇所に直接コーティングすれば、1年近くもウイルスを退治してくれる製品で、公共施設、保健所の患者搬送用車両、救急車等にコーティング塗布されています。
なぜ、ウイルスを退治できるのかというと、下記図で示しているようにコーティング膜に含まれる特殊化合物がウイルスの外側を形成しているエンベロープ膜を破壊しウイルスを減少させる事ができる仕組みです。
新型コロナウイルスは、インフルエンザウイルスと同じくエンベロープ膜を有するウイルスのためウイルスの減少効果が高いと期待されています。
このコーティング剤は特殊で、まだ一般にはあまり販売されていませんでしたが、11月から一般向けに、家庭内感染防止として、日本コーティングの子会社の日本ライティングが発売を開始しています。
さまざまな感染の種類があるため、うがい以外の対策にマスクやアルコール消毒なども重宝されています。ウイルスを知ること、そして他の病気と同じように考えるのではなく、ウイルスはウイルスの対策をしましょう。
もちろん対策が他の病原体由来の病気と重なることがあるでしょうが混同してはいけません。例えばマスクの役割がウイルスの暴露量を減らすためだということもとっても重要な認識になります。
ニュースによる報道も感染が激化すると多くなり、感染者数や症状の悪化などの内容に恐怖心を覚えさせられてしまうこともあります。それがゆえにマスクの認識の仕方や効果的な対策など必要な情報、知識が頭に残らなくなってしまい、取り返しのつかないことになります。
意識的に正確な情報、及び適度な危機管理を維持しましょう。