こんにちは。
日本製ヘッドライトでおなじみの日本ライティング内藤です。
※日本製LEDヘッドライトの特徴についてはこちらをご覧ください。
2020年12月23日に新型ノートが販売開始になりました。今までの日産の販売方法を見ると、2WDモデルをラインアップし、その後の販売動向を加味しながら追加ラインアップとしてAWDモデルを販売する印象が強いメーカーでした。
例えば、2020年6月発売のキックスは、FFモデルのみがラインアップし、今後AWDグレードの設定が行われる可能性が高いでしょう。もう少し前を例にとると、2002年発売のマーチも発売当初は、FFのみの設定で半年後に4WDが追加になっています。
今回の新型ノートは、異例の2WDとAWDを同日販売することで、日産の技術をアピールするだけでなく、多くのユーザー嗜好に遭った車であることを示したいのではないでしょうか。
世界戦略モデルである新型ノート発売にあたり、ハイブリッドモデルを手掛ける一メーカーとして、販売スタート時点から力が入っていることが伺えます。
現に同モデルの月間目標台数8000台に対して20,044台(2021年2月1日の日産発表)と、目標の2倍以上の受注数量となっています。人気を集めている新型ノートについて興味を持たれている方も多かと思います。
今回は、新型ノートっていったいどのような車なのか?また、ノートのヘッドライトなどのカスタムの可能なのかについて解説していきます。
日産 新型ノートってどんなクルマ?
日産ノートは、昨年12月にフルモデルチェンジしたクルマでないですか!?
そう!ノートは、先代モデルが2012年から販売されているから、約8年間のロングランでバトンタッチされたということだね。
新型ノートって、どのような所が新しくなったのですか?
そうだね~。一言でいうと「全く新しいノート」に生まれ変わっているんだよ。先代までは、エンジンユニットもあるんだけど、新型からは、e-POWERユニットのみのラインアップになっているんだ。
新型ノートを説明していくよ!まずエクステリアデザインを刷新させているのがわかるよ。下の画像が、先代モデルのマイナーチェンジ前モデルなんだけど、ボディー全体のディテールが、大きく変わっているのがわかる?
確かに、フロント周りのディテールとか大分変更されている気がしますね。また新型ノートは、ルーフラインもクーペフォルムに仕上げてるような・・・。ボディサイズは、コンパクトカーなんですかね?
【先代E12】
【現行E13】
コンパクトカーというカテゴリーは、新型でも変わらないよ。では刷新されたフロントから説明するかな。最近多くのメーカーが、フロント部分にシグネイチャーデザインを採用しているよね?
例えばトヨタのキーンルック。
日産は、Vモーションをシグネイチャーに採用しているけど、新型ノートでは、グリルのVモーションデザインをフロントフェイス全体で表現しているんだよ。このデザインをベースにして、ヘッドライトやバンパーデザインが設計されていることがわかるかな?
確かに上の画像で比較するとよく解りますね。先代モデルでは、グリル両サイドにV字が施されていますが、新型ではグリルサイドからヘッドライトを通過し、ボディ両端まで大きくVが描かれています!
日産のVモーションデザインが、より強調されているのがわかったかな!シグネイチャーデザインとして、一目で日産と分かるデザインなだけでなく、ノートであることをアピールする仕上げだよね。
新型ノートでは、エクステリア以外にどのような所が大きく変わったりしているんですか?
先代までは、エンジンユニットとe-POWERユニットの2種類がラインアップされていたのだけれど、新型からはe-POWERユニットのみになっているよ。もちろんこのユニットも進化させて搭載されている!
新開発の電気モーターとインバーターを搭載することで、モータートルクが、10%向上して出力も6%向上しているみたい。
因みにe-POWERユニットってハイブリッドのことですか?
うんハイブリッドの種類の一つだよ。ちょっと難しいから解説するよ。
ハイブリッドとは、エンジン+モーターなど異なる2つ以上の動力を採用したユニットの総称となっています。ハイブリッドには、パラレル方式、シリーズ方式、シリーズパラレル方式と大きく分けて3種類の構成があります。
・パラレル方式とは、エンジンとモーターがそれぞれ動力源になっていて、加速時はモーター、高速時は、エンジンというように使い分けられています。ホンダのハイブリッドシステムが採用。
・シリーズ方式は、クルマを動かす動力はモーターのみで、発電蓄電は、エンジンで行う方式です。e-POWERユニットは、この方式に当たります。小型車に使われる方式でもあります。
・シリーズパラレル方式とは、エンジンとモーターがそれぞれ分割機能を有していて、エンジンは、動力にも発電にも使われる方式です。トヨタ車のハイブリッドがそれにあたります。
そうだね、各社競争力のある商品を日々作ろうとしているってことかな。ハイブリッド以外で新型ノートは、どういう車なのかもう少し話していこうか。
内装では、コンパクトカーで思われがちな「狭い」という印象を打破するための方策がとられているんだよ。クルマを構成するためのパーツを最小限に抑えることで、車内空間をより広くする工夫が施されている!
例えば、シフトレバー構成パーツを最小限の大きさにし、かつ操作しやすい位置に配置、さらに今まで占有していたシフトスペース下に小物入れを設けているんだよ。
あ!上の画像を見たら、シフトの下にすごい空間が開いていますね。
シートには、日産が新開発した「無重力シート」が採用されていて、座り心地が良く長距離でも疲れないシートに仕上がっているんだよ。後席のスペースも広く確保され、ラゲッジスペースもリアハッチの改良などでアクセスしやすくなっている構造なんだ。
ノートは、グローバルモデルとして販売している車種だから、世界各国で売られているんだよね。なので日産としても多くの人に受け入れられるように力を入れて開発しているんだね。
新型ノートは、現在2WDモデル及び4WDモデルのラインアップが行われています。またオーテックバージョンの設定も追加されました。
日産 新型ノートのライトをカスタムするには!
ここでは、新型ノートを購入した後、ヘッドライトなどのライト類をカスタムすることが可能か、また方法などをお話していきます。
新型ノートを購入した人が、ライト類(ヘッドライト・フォグなど)のカスタムをすることって可能なんでしょうか?
そうだね!ここは、日本ライティングの一員としてしっかりお話しをしていかないとならない部分だよ!
はい!調査をきちんとして皆さんにお知らせしましょう。
新型ノートは、オーテックグレード以外、ハロゲン仕様のヘッドライトなんだよ。
ということは、ハロゲンからLEDに変更するのは、バルブ交換を行うことで可能ということではないですか?
そういうことになるね!LEDヘッドライトをオプション装備しようとするとしたら、セットオプション設定になり意外と高いと感じると思う人も多いはず。
①グレードFの場合のLEDセットオプションについて
LEDヘッドランプ(ハイ・ロービーム、オートレベライザー、シグネチャーLEDポジションランプ付)+アダプティブLEDヘッドライトシステム
・・・77,000円
②グレードSの場合のLEDセットオプションについて
LEDヘッドランプ(ハイ・ロービーム、オートレベライザー、シグネチャーLEDポジションランプ付)+アダプティブLEDヘッドライトシステム+LEDフォグランプ+サイドターンランプ付電動格納式リモコンカラードドアミラー+インテリジェント アラウンドビューモニター(移動物 検知機能付)+インテリジェント ルームミラー+ステアリングスイッチ(アドバンスドドライブアシストディスプレイ設定、オーディオ、ハンズフリーフォン)+インテリジェントキー(運転席・助手席・バックドア感知、作動確認機能付、キー2個)+日産オリジナルナビ取付パッケージ(2スピーカー〈リヤ〉、TVアンテナ、GPSアンテナ)+インテリジェント BSI(後側方衝突防止支援システム)+BSW(後側方車両検知警報)+RCTA(後退時車両検知警報)
・・・245,300円
③グレードXの場合のLEDセットオプションについて
LEDヘッドランプ(ハイ・ロービーム、オートレベライザー、シグネチャーLEDポジションランプ付)+アダプティブLEDヘッドライトシステム+LEDフォグランプ
・・・99,000円
高い。。。というのは純正なので仕方ない事なのかもしれませんが、グレードによってこれだけ価格が違うセットオプションとは、ビックリですね!
僕も調べてみて、けっこうビックリしたよ。それとLEDヘッドライトだけのオプション設定がないという事が一番の驚きかな。
でもLEDヘッドライトだけカスタムしたい方であれば、日本ライティングもお役に立てる商品がありますよね。
そうだね。新型ノートのヘッドライトはH4タイプのハロゲンバルブを採用しているね。汎用タイプのLEDでは防水カバーの影響で取付け出来ないから専用品を造っている。4月中旬までには販売できるかな。
新型ノートは、オーテックグレード以外は、標準でハロゲン仕様のヘッドライトが装備されています。そして純正でヘッドライトをLEDにしようとした場合、現時点ではLEDヘッドライトだけのオプション設定はなく、グレードによって77,000円から245,300円のセットオプションとなってしまいます。
LEDヘッドライトだけにしたいと考えた場合は、標準装備のハロゲン仕様車を購入し、日本ライティングから今後販売される新型ノート専用LEDヘッドライトバルブに交換することでカスタムアップできます。
【開発風景】
新型ノートのヘッドライトバルブを交換する際は、バルブを交換するスペースが狭いことから、ヘッドライトを外して交換する必要がある点に注意です。
下の画像のヘッドライトが、ハロゲンモデルのヘッドライトですね!
そう!このタイプのヘッドライトなら当社の製品もお役に立てると思うよ。
日産 新型ノートのフォグランプをカスタムできる?
新型ノートのフォグランプをカスタムすることはできるのでしょうか?ここでは、フォグランプについてのお話をします。
新型ノートのフォグランプってカスタムできるんでしょうか?
それが悩みなんだよね。まずフォグランプもセットオプションに組み込まれていて、さらにLEDタイプなんだよ。
フォグランプ単体のオプション設定がないんですか・・・。
日本ライティングでも現在調査中の状態なんだよね。調査結果次第では、純正のフォグランプバルブから当社のバルブに交換することでカスタムアップできる可能性があるという感じかな。
では、これから全力で調査するしかないですね。頑張りましょう!
新型ノートのヘッドライトを社外品でカスタムするメリット!
新型ノートの場合は、LEDヘッドライトがセットオプションとなっていて、かなりの高額オプションになるグレードもあります。
LEDヘッドライトだけ交換したい場合には、ハロゲン仕様車を購入し、その後LEDバルブに交換することで純正オプションより、安価でカスタムアップできます。
※フォグランプに関しては、今後フォグランプのみのオプション設定が出るまでは、純正セットオプションを現時点では利用するしかない状況です。どうしてもフォグランプを装備したい場合は、現時点では、純正セットオプションをチョイスするほかないといえます。
追記:ノート(E13)専用LEDバルブ最終調整
再度、車を借りて取付けの最終確認を行いました。
取付け時にはヘッドライトユニットを外すか、写真のように助手席側はヒューズボックス、運転席側はリザーバータンクを取り外すことで取付けが可能です。
取付けも問題がなく、近日中に販売を開始できそうです。
販売開始(追記4月21日)
ようやく商品が完成しました。
本日から販売を開始します。
詳細はこちらからです。
まとめ
新型ノートは、昨年12月に販売開始になったモデルです。ヘッドライトのカスタムを行う場合は、標準装備のH4モデル(オーテック以外)を購入し、LEDバルブ交換でカスタムアップするのが一番よいのではないでしょうか。
純正セットオプションをつけるよりも、日本ライティングのLEDバルブを購入することで低価格でカスタムアップできるだけでなく、安心の日本製となっています。さらに2年保証です。