こんにちは。
日本ライティングの内藤です。
今日はLEDやコーティングの話ではなく「三角表示版」について語らせてください。
普段運転しているだけでは、名称を言われても思い出せない方も多いと思います。簡単に説明すると、三角停止板とは、自動車が故障などで路上に緊急停止する際に後続車に認知してもらうための停止表示器材の一種です。
実物はこれです。
よく高速道路での故障車や交通事故現場で見かけませんか。ただ、実際に持っている方は多くはないようです。この三角停止板を今回ピックアップして必要性や表示義務などについて深く解説していきます。
内藤
島田
内藤
島田
内藤
島田
三角停止板は、名前の通り三角形の形で、ヘッドライトが当たると反射するようになっています。(三角停止表示板とも言います)自動車の事故やガス欠、パンクなどで路上に停車を余儀なくされた時に、車の後方に設置し、後続車に車の存在を知らせるための道具です。
発炎筒とは非常信号用具で、保安基準は具体的には「夜間200メートルの距離から確認できる赤色の灯光を発する」「自発光式である」「運転席から見てひと目でわかる場所に備わっている。簡単に取り外せない」「振動や衝撃で損傷を生じたり作動したりしない構造である」という内容となります。
基本的には日本工業規格(JIS) D5711の『自動車用緊急保安炎筒』の基準をクリアしていることが必要で、この発炎筒がないと自動車の車検は通りません。
しかし三角表示版が車載されていなくても車検は通りますが、もし高速道路や自動車専用道路で緊急停止した時に停止表示器材等を表示することが義務づけられており、道路交通法違反になる可能性があります。
第七十五条の十一 自動車の運転者は、故障その他の理由により本線車道またはこれらに接する路肩もしくは路側帯において当該自動車を運転することが出来なくなったときは、停止しているものであることを表示しなければならない。
(故障等の場合の措置)
・基礎点数1点
※酒気帯びの場合:0.25mg/l以上は25点、0.25mg/l未満は14点
【反則金】
・大型車7,000円
・普通自動車6,000円
・二輪車6,000円
・小型特殊自動車5,000円
内藤
島田
内藤
島田
内藤
発炎筒は”道路運送車両法の保安基準第43条の二”にて車への備え付けが義務図けられておりますので標準装備になっています。しかし、三角停止板の車載の義務図けられておりませんので新車に装備されていることはほとんどありません。
また高速道路をまったく使用しないユーザーや車を買い替えても三角停止板を乗せ換える事が可能のため、ユーザーの管理になっているようです。
三角表示版がなくても発炎筒があるから大丈夫と思っている方は大きな間違いです。一般的な発炎筒は着火から5分程度しか発煙しません。故障してしまってからレッカー搬送を依頼しても5分で到着する事はほぼなく、停車表示義務違反や追突事故につながりかねません。
また発炎筒は使用期限が約4年のものが多くいざというときに使えない事もありますし、火薬を使用しているため誤った使い方をすると火災の原因にもなります。
時と状況を判断して発炎筒と三角停止板をうまく使用することが必要です。
内藤
島田
内藤
島田
内藤
島田
『私は三角停止板を持っているから安心!』と思っている方も、本当に使える状態なのか点検しなければなりません。
普段使うことのない三角停止板は購入してかなりの年数が経っている事もあり、製品の多くはプラスチック製ということもあり、冬場は低温 夏場は高温の車内で劣化して、いざ使用する際に使い物にならない事もあります。
良品の三角停止板には耐温度性 耐候性 耐水性 耐じん性 安全性の品質基準が定められてます。
三角停止板を組み立ててみました。組み立ても非常に簡単で箱から取り出して数十秒~1分で組み立て出来ました。箱に組み立て方法が記載ありますが、見なくても大丈夫なぐらいです。土台に重量があり安定感抜群に感じます。耐風性能の試験動画も参考にご覧ください。
屋外で使用するため、自然風や通行車両の風などの影響を受けても倒れないことが必要です。これなら安心して使えますね。
すべての車ではありませんがトランクルームに三角停止板がきれいに収納出来る自動車もありますので車載の際も邪魔にはなりません。まだお持ちでない方は、二次事故の予防や反則金を考えれば高い買い物ではありませんので、良品の三角停止板をご用意ください。日本ライティングでも販売をしておりますので、興味がありましたら下記からアクセスしてみてください。