こんにちは。
ガラスコーティング剤の独自ブランド(ゼウスクリア)を展開する日本ライティングの内藤です。
ビートやロードスターなどのオープンカーに乗られているオーナー様が掲示板で以下の質問をされていらっしゃいましたので回答します。
Q:新車でロードスターを買いました。幌の撥水性ってどのくらい続きますか?また、幌もコーティングするとしたらどの様なものを選べば良いですか?
軽トラマニア小泉
内藤
軽トラマニア小泉
その辺を踏まえながら解説するよ。
幌は新車のうちは、撥水していますが、次第に撥水しなくなります。これは新車で撥水加工しているわけでなく、表皮の繊維が立っているからです。それが次第に馴染んで寝てくるので撥水しなくなります。
しかし、幌は表皮と裏地の間にラバー層があるので、濡れて「ベター」としても雨漏りしませんから、撥水しなくても心配いりません。ただし、開閉を多くするなど、劣化が進むと割れが起きて雨漏りします。
では、幌を長持ちさせるにはどのような手入れが良いのかと言うと、一つは開閉を出来るだけさせない事です。
オープンカーなのに幌の開閉をさせないというのは、あまりにも理不尽ですが、幌の傷む原因は開閉による幌へのストレスの蓄積です。これにより、幌は傷んで最終的に穴があきます。
幌内の骨組みが幌を動かしているので避けようがありません。
あとは、汚れなどの付着により幌が劣化するので、コーティング施工をして幌を保護すると良いでしょう。
ただし幌は柔軟性が大切です。撥水剤や幌用ワックスなどがありますが、使いすぎると幌が逆に硬くなり、作動させたときに幌が割れることも少なくありませんから、コーティング選びは幌に使用できる商品を選ぶようにします。
幌のコーティングには、主に衣類の防水加工のフッ素コーティングを連想する方も多いでしょう。しかしその効果は持って3カ月程度です。そこで幌にも使用できるガラスコーティングがおすすめです。
日本ライティングでは、スプレータイプで簡単施工できる本物のガラスコーティング「シラザン50」をラインアップしており、幌にも使用できます。
内藤
軽トラマニア小泉
その時に汚れを落としやすいコーティングがあった方が幌にも優しいと言う事だよ。
内藤
軽トラマニア小泉
また、水洗いだけでも十分とも言われる。
でも汚れは幌の繊維の間に溜まるから、定期的な専用のクリーナーが必要としているメーカーもある。
内藤
軽トラマニア小泉
でも幌にそれを使用できないこともある。
自動車メーカーで洗車用品の成分で禁止している場合もあるから取扱説明書は熟読することが大切。
内藤
軽トラマニア小泉
これらを含めて解説するよ。
幌は、国産車、輸入車問わず自動洗車機や高圧洗車をしないように説明書に記載されています。
また、幌は鳥の糞などの排泄物が付着すると、傷みやすいのですぐに取り除く必要があります。
この他は、幌は水洗いのみを主体とした洗車にして、ボディ用ワックスなど油分が付着した時は、水で薄めた中性洗剤(5%)を使用して落すようにマツダロードスターの取扱説明書にあります。
また、ポルシェボクスターの取扱説明書には、通常の幌の洗浄は、キレイな水で洗うだけでよく、ボディ洗車をするときに、毎回幌を洗う必要はないとあります。
汚れがひどい時のみ、ポルシェのコンバーチブルトップクリーナーで洗うよう指示があり、年に1回程度で十分のようです。このように、幌は洗うのは汚れた時のみで十分であり、ただし鳥の糞などはすぐに取り除くようにすると言うことです。
そこで、鳥の糞などの汚れにも耐性があるコーティングをあらかじめ施工すれば、幌を汚れの傷みから守れます。
コーティング剤には塗り込みタイプとスプレータイプがありますが、スプレータイプが簡単で良いでしょう。しかもスプレータイプなら均一に塗布できるので、ムラの発生がありません。
そこでおすすめなのが、日本ライティングのシラザン50です。この商品は幌にも使用できるガラスコーティングで、スプレータイプであることからムラなく施工できます。
しかも鳥の糞などが付着してもコーティング効果で、取り除きやすく幌柄のダメージを軽減できるでしょう。
内藤
軽トラマニア小泉
でも、汚れによるダメージが蓄積されると傷みが早くなることもあるからね。心配な方はコーティングして幌を守るといいよ。
内藤